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ウィトゲンシュタイン 哲学宗教日記  この本の大きく分けて驚きはふたつあって、前半の1930-1932の日記では私的な生活が、後半の1936-1937の日記では宗教的な内面生活が自分自身の言葉で赤裸々に語られている。

 前半の驚きはウィトゲンシュタインがマルガリータという女性と親密に交際し、婚約寸前までいっていたこと。ぼくは彼は普通にゲイだと思っていたので、マルガリータとキスをしてうんぬんみたいなことが日記に書いてあったことには不意を打たれた感じ。でも、まあ"物理的な接触"はそのぐらいで、なくとなく、それ以上、積極的にはならずに終わってしまう、というがさもありなん、みたいな感じを受けた。ケンブリッジのゲイでは最も有名なケインズとの会話がなんとなくぎこちなく感じるのもおかしかった。

 まあ、これが前半のヤマ場だとすれば、後半は、もうキリスト教との格闘みたいな感じ。まるで修道僧の日記を読んでいるような沈痛なトーンで支配されている。ウィトゲンシュタインの本で、多くの人がまいってしまうのは『反哲学的断章』だと思うが、その宗教版みたいな印象。皮膚を薄いガラスの切片で割かれるようなアポクリファがページごとあらわれる、という感じ。

坂本龍馬の拳銃  日本のジャズプレーヤーだから、フリージャズ系だから、というような先入観を持たずに聴いていただきたい作品です。聴き始めたら最後まで一気に聴いてしまうでしょう。ドライブ感、爽快感、ピアノの鳴り、それらが一体となって聴き手を圧倒します。
 それぞれの曲については、「商品の説明-内容紹介」に全く同感です。ジャズ・スタンダードの1、5、6、10、ミンガスのブルース曲12、いずれもオリジナルの良さを損なわず、見事にスガダイロー作品に仕上がっています。彼自身のコンポーザーとしての実力も確かなものです。我が国のジャズ界にこうした新人が出現したことを素直に喜びたいと思います。

ブラームス:交響曲第1番&第2番&第3番&第4番 同時にビデオ撮影も進行したという第2番ニ長調、第1番ハ短調は(録音はこの順番で行われました)、文句なしに「カラヤン美学の集大成」ともいう、文句のつけようのない素晴らしい名演奏です。

「流麗なレガートの美学」を根本原理としたカラヤンの音楽観にぴったりのニ長調は、最高級の絹糸のような繊細なピアニッシモから爆発的なフォルティッシモまでベルリン・フィルは一糸乱れぬ完全性を示しており、カラヤンの意図と一体となった驚くべき演奏と断言してよい。

元々十八番だったハ短調は(1961年頃のヴィーン・フィル盤もコンセプトは全く同じで、カラヤンのこの曲に対するヴィジョンが確固たるものであったことを示します)、ブラームスの堅固な構築と、徹底した「音楽の建築学者」でもあったカラヤンのヴィジョンが融合、ベルリン・フィルのメンバーも一心不乱に弾いています。「何事が起きたのか?」と慄然とせざるを得ない異様なほど重厚で意味深い第1楽章序奏部。冥界の門の前での孤独の対話のような第4楽章序奏がカタストローフ的崩落を遂げた後、静謐の中から聞こえてくる有名なホルンの感動的な呼びかけが聞こえたあたり、晩年のカラヤンならではの諦念の陰影が濃い。慣習的アッチェランドも全く自然だし、異常なまでに長く鳴らされる最後の和音は、あたかもこの世=この曲との別れを惜しむカラヤン自身の心情を吐露しているかのよう(音響自体は晩秋の夕暮れに吹き鳴らされるファンファーレのように非常に美しい)。ゴージャスなのに感動的。カラヤン美学の集大成と呼びたくなるゆえんです。

元々せかせかした演奏になりがちでカラヤンとは相性の悪い第3番ヘ長調に関しては、平均的なライブ録音のようで、全く面白くない(ベーム、バーンスタイン、ジュリーニとは比べ物にならない)。録音もオンマイクで、生々しいが気品に欠ける。

第4番ホ短調の80年代の録音でないそうですが、到底完璧にコントロールされているとは言えない(ベルリン・フィルとの関係も悪化の一途を辿っていましたからね)80年代の録音からすると期待できない。

というわけで、第1、第2に関しては、これらの曲の真髄に迫る超弩級の名演奏と断言しておきましょう。


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