スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 データ・ブック (Lucas books)
子供向けの関連書籍ではあるものの、実は貴重な情報が驚くほど掲載されているムック本。見た目に惑わされず、1度手に取ればその理由がわかるはず。
漢字表記にはルビが振られていて、ターゲットは確実に子供向け。しかし、この本が普通の子供向けキャラクター映画ビジュアルブックと異なるのは、撮影の裏側まで伝えている点。俳優・キャストのコメントなんて子供向け本ではなかなか見掛けないと思う。
また、「シスの復讐」のみならず、スター・ウォーズ旧三部作についても言及されていることも、新三部作を見て育ったであろう世代にとって非常に親切。この本がきっかけで旧三部作にも関心を持ってくれたらいいなぁ・・・
さらに随所にはさまれるコラムでは、アナキンの額のキズに関する考察など、かなりマニアックなネタまで載っている(「ケガの理由?バスタブにでもぶつけたんじゃない?」とか言うルーカスのてきとうコメントまでカバー!)。
子供向けにこそ、手を抜かずにやれ!という意識が伝わってくる。子供の目はかなり鋭いですから・・・将来のスター・ウォーズファン予備軍を養成できる一冊。
スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐 [DVD]
戦闘シーンなど、その映像には目を見張るものがあった。ここまで映像技術が進歩したのかとただただ驚くばかりだった。見せ場はたくさんあるが、今回はアナキンの苦悩に重点が置かれていたと思う。アナキンの悪への転身が、実は愛する者を守るためだったとは・・・。アナキンは母を失った悲しみを忘れてはいなかった。「二度と同じ思いはしたくない。」その思いが皮肉にも心に隙を作ることになる。そして・・・。見ていて悲しかった。ただただアナキンがかわいそうだった。
エピソード4へとつながるラストは感動的だった。こうしてまた新たなジェダイの騎士の伝説が生まれていくことになるのだ。28年という年月をかけて完結したスターウォーズ。これほどの長きに渡り、この作品と関わることが出来たのは、映画ファンとして幸せだった。
何度でも見たい!だが、何度見てもこれでいいということはないだろう。エピソード3は期待以上だった。スターウォーズの締めくくりにふさわしい作品だと思う。
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)
一般の映画に比べて、スター・ウォーズはノベライズの比重が大きい。本編では描かれない設定などの描写が小説では可能である事も理由のひとつであるだろうし、それはスピンオフ作品が小説から広がり始めたことからも伺える。
この「エピソード3/シスの復讐」は500ページを超える大長編。ただ映画のストーリーを追うだけではなく、アナキンの心理描写を中心に据えて描いている(だからキャッシークのシーンはない)。著者のマシュー・ストーヴァーはメイス・ウィンドゥが主人公の「破砕点」や、ニュー・ジェダイ・オーダーシリーズの「反逆者」も手掛けている。
アナキンは幼い頃に見た、死んだ星の光景が頭の片隅にこびり付いており、それは「死んだ星のドラゴン」というイメージでずっと苦しめてきた。
「あらゆるものが死ぬのだ・・・星ですら燃え尽きる・・・」
全銀河のヒーロー(序章「ヒーローの時代」がいい!)だが実は恐れているものがある若者が、その恐れゆえに悩み、苦しみ、かくして漆黒の「恐れを知らぬヒーロー」になるものの、大切なものたちを失ってしまう。
また、『帝国の逆襲』に登場したインペリアル・スター・デストロイヤー<アヴェンジャー>艦長ロース・ニーダが、本作では共和国軍の少佐として登場する。『帝国の逆襲』ではファルコン追跡に失敗、ベイダー卿に処刑されるという損な役だったが、本作ではグリーヴァス将軍と人質交渉し、さらにアナキンとオビ=ワン、議長が乗った船の不時着をサポートするという渋い活躍を見せる!
この22年後、まさか処刑されるとは知る由もなく・・・(ちなみにスター・ウォーズ悪の迷宮には若き日のドドンナ将軍が登場、アナキンとオビ=ワンに指示を下す)
映画本編ではカットされた、パルパティーン反対派の会合や、ヨーダとクワイ=ガンの会話シーンもあり、映画を見てから目を通してみると、また違った楽しみ方ができるだろう。
EA BEST HITS スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐
このゲームは非常に分かりやすいので、短気な方には
オススメです。
安いので手に取って見て下さい。
ジェダイが好きなら
絶対ok!
実は私も迷ったのですが
安いのでやってみたら
この値段だから、許せました。
通常の値段だったら
内容が少なすぎました
スター・ウォーズエピソード3シスの復讐 (LUCAS BOOKS)
映画では削除されたり全く触れられたいなかったりするシーンがあり、より物語の理解が・登場人物への感情移入が深まること間違いなし。そういった場面での会話ややり取りにはスピンオフ小説や細かい設定を知っている人が思わずニヤリとしてしまうものもあって、映画をみてから背景など詳細を楽しむのはもちろん、小説を読んでから映画を見て違った見方や気づかなかった新たな発見など新たな要素を与えてくれます。