昭和柔侠伝 上巻 (1) (ゴマコミックス こんな漫画が読みたかったシリーズ)
いやぁ、懐かしいバロン吉元さん。
詳しくは、本文で書きましょう。
うーん、いいわぁ。さっそく残りを探しに行くとしよう。
「柔侠伝」もね。
最近の漫画、劇画に飽き足りない人!
忘れてくれるな、バロン吉元がいる。
陰獣 (文豪シリーズ)
主人公はある女と出会う。
女と親しくなった主人公は女からある相談を受ける。その女は、昔付き合っていた男に(今で言うストーカー的な)手紙で自分達の過去の関係をだしに脅迫をされていて困っている、と言う。(女は今の夫に男性経験があるのを絶対に知られたくない)
そしてその男はかの有名な推理小説家であることを知る。主人公も推理小説家である。
主人公はその女に協力して、雲隠れしている犯人を突き止めようとする。
彼は、この小説の中で3つの推理を立てるが、その推理の中で事実が次々と明らかになってゆく。
がしかし、最後は推理のまま完結しているためか後味はすっきりしない。主人公の推理で終わっているのだが、非常に読み応えがある。
徒然草―マンガ日本の古典〈17〉 (中公文庫)
単なるエッセーかと思っていたが、実際は、吉田兼好による痛烈な後醍醐政権批判の書。兼好が、後醍醐天皇の政敵である皇太子・邦良親王と親しかったことなど本書を読んで初めて知った。
マンガ日本の古典シリーズは「太平記」全3巻もあるので並行して読むと時代の空気が感じられて面白いと思う。
それにしても、漫画になりにくい徒然草のような随筆をよくぞまとめたものだと思います。
徒然草―マンガ日本の古典 (17)
単なるエッセーかと思っていたが、実際は、吉田兼好による痛烈な後醍醐政権批判の書。兼好が、後醍醐天皇の政敵である皇太子・邦良親王と親しかったことなど本書を読んで初めて知った。
マンガ日本の古典シリーズは「太平記」全3巻もあるので並行して読むと時代の空気が感じられて面白いと思う。
それにしても、漫画になりにくい徒然草のような随筆をよくぞまとめたものだと思います。