アイヌ神謡集 (岩波文庫)
ここにある世界はキリスト教の『神』の世界とはまったく無縁である。神は人を罰しない。『仏教』とも無縁である。輪廻転生はない。天国と地獄もないみたいだ。
そこにあるのは人と動物が対等な世界。善悪の区別は近代的な倫理観とは無縁なところにある。そこは読んでもらうしかない。独特のリズム感。見事な詩情。それは若くして死んだ女性、知里幸恵嬢の才能なのかもしれない。明治時代の近代教育の成果なのかもしれない。そしてアイヌというまだまだ知られていない『民族』の持つ伝統的な『力』なのかもしれない。
ここにある豊かな自然と素朴な倫理観。『ユーカラ』の世界への第一歩を踏みこんでしまった自分がいる。
中出しお義母さんが教えてあげる BEST 4時間 2 [DVD]
綺麗でやさしい母親がやさしく手ほどきしてくれる、男が一度は夢見る光景。
次々と出てくるいい女が、匂い立つフェロモンで息子を誘惑していくのがたまらなく良い。
シチュエーションもそれぞれに違いがあり、最後まで飽きないで楽しめる。
こんな母が欲しかった。
Hit Girl 千里ゆり [DVD]
少々好みが分かれそうな気もしますが、かわいらしい笑顔のモデルさんです。
スレンダーボディの持ち主ですが、そんなボディに反してぷりっと丸いお尻が特徴的ですね。
このシリーズはボディ描写がハイレベルですが、千里さんのそんなボディをしっかり描写しています。
クイコミは、どのチャプでも一度は合掌を拝めます。
千里さんの無毛股間は肉付きが良い方ではないので、ハミ肉を堪能出来るシーンは少なめですが、しっかりとしたカメラアングル・接写で拝めるシーンもちゃんとあるのでいい感じです。
そして最初のチャプではコブ付きロープの股間渡りを拝めます。
ややボリューム不足の股間肉の為か、尺も短めで心交社歴代の股間渡りと比べると仕上がりは物足りない感じですが、個人的に股間渡りはホント大好物なのでちゃんと堪能させて貰いました。
土手描写は、くぼみを感じさせるものも含めしっかりとしたカメラアングル・接写で拝めるシーンが多めで見応えがありますが、個人的には尺は短いながら手の位置が非常に浅めの裏手パンが良かったです。
地区は透け・輪チラ・先チラなどしっかり拝めますが、お風呂のチャプが一番でしょうか。
菊は衣装をずらして何度か見せてくれていますが、最終チャプの絆創膏前バリ着用ではしっかり拝めるシーンがあります。
ただ、個人的には千里さんの表情・雰囲気・ボディにはちょっとエロさが足りない気がしましたが、まだちょっと経験不足な感じでしょうか。
そういった意味では、このシリーズの知名度を上げることも考えて、桂木なつみさんの様なベテランやエロ股間の持ち主で勢いのある北川かれんさんの起用なんかも面白いかと思いますが、このシリーズで一番見てみたいのは、やっぱりあずまひかりさんですね。
評価としては、千里さんにもう少しエロさが欲しかったですが、ボディ描写はさすがのハイレベルで堪能出来たので、少し甘めの高評価にしました。
とにかくこのシリーズには今後も期待します。
玉工乙女
中国物が不得手で時代小説として成り立っているのかはわからないが、抒情的な世界にうっとりとしながら、爽やかな二人の少女の日常に起こる事件を微笑ましく見守るような物語。
印鑑に彫刻を施す職人芸に少女たちが惹かれていくのも新鮮だった。
ラスト数十ページまでそのような世界を見せてもらっていたのに、突然物語が読者を置いて「めでたしめでたし」へ走っていってしまったかのような終わり方がもったいなかった。
そのような終わり方をして振り返ってみると、一つ一つのエピソードはとてもいいのに、それらがつながることなく、近くて遠いところを漂って、無理やり掃除機に吸いこまれたようで非常に残念だった。
まったく本編には関係ないが、蓮が重要なテーマになっているのに表紙に描かれているのは椿のような花。ただ美しいだけの世界に拍子抜けさせられたような読後感。
次回作に期待したい。
耽美なわしら〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
セクシュアル・マイノリティは、常に扱いの難しい存在だ。
が、この本なら同性愛に否定的な人も、何も考えず笑える(笑)
登場人物皆、とにかく、ルックス的には問題なく、誰も同性愛には微塵も疑問を抱いていないのが痛快だ。1995年頃の話だが、その時点でかなり新しいので「デブ専」など今では異性愛にも普及した言葉が出てきて、今読んでもまったく古さを感じさせない。
現在、2巻まで出ているが、作者は続行することも検討しているようなので、皆購入し続巻が出るのを後押ししよう!
買って絶対損はしない、抱腹絶倒のゲイ、バイ、レズの生活を描くコメディ。