晴れときどき女子高生~プラトニックチェーン~ (JUMP j BOOKS)
短編集の色々なアイデアに驚かされて
すごいなぁ、と感動していました。
1話完結になった今回の「プラトニックチェーン」ですが
長編になっても「プラチェ」ならではの世界感を展開しています。
短編集とはまた違う面白さがあり、とても楽しめました。
おくさまは18歳 コンプリートDVD-BOX(下巻)
岡崎友紀の人気がこのシリーズで沸騰したドラマの下巻です。ファンなら、垂涎ものですので、躊躇無く買いました。上巻では、特典映像として、脇役(といっては勿体ない位の名優)の富士真奈美とうつみみどりさんのインタビューが収録されていましたが、今回は、ブックレットが特典となっています、出来れば、現在の岡崎友紀さんへのインタビューが見たいところですが、その後の結婚と離婚など、波乱の人生を乗り越え、現在も、多方面に活躍されている事などは、彼女のホームページで見る事ができますので、良いのではないでしょうか。40歳代のファンなら、即買いでしょう。それにしても、脇を務める俳優の豪華な事に今更ながら驚いてしまいます。校長役の森川信の「いいですか?いいですね!」というお決まりのセリフに今更ながら、吹き出してしまいます。
アフター0 Neo2 (ビッグコミックス)
SFショート・ショートがお好きな方なら絶対お勧めです。
岡崎さんの作品は全て良質なSFで子供から大人まで安心して楽しめます。
(エロ、グロ、一切無し)
残念なのは、年に一冊程度しか新刊が読めないということです。
ああ、もっと読みたい。
ゴダールと女たち (講談社現代新書)
「女は俺の成熟する場所だった」という、ここに記すだに気恥ずかしい小林秀雄の顰にならって、このたび著者が用意したのは、希代の気狂い監督ゴダールの変貌常ならぬ思想と映像哲学を、もっとも分かりやすい物差しをあてがってぶった切ろうという手法で、これがある程度ハマッっているのは同慶に堪えない。
まずは「勝手にしやがれ」で一躍ヌーヴェルヴァーグのヒロインとして世界的に名を馳せたジーン・セバーグちゃん。黒人解放運動にかかわった彼女は謎の非業の死を遂げたが、若き日のゴダールのミューズであったことは間違いない。
デンマークから赤いスカートでふわりと巴里に舞い降り「気狂いピエロ」で一世を風靡した超キュートな現役アイドル、アンナ・カリーナとの嵐の4年間が破綻すると、お次はフランソワ・モーリアックの孫娘で現在フランスを代表する作家となったアンヌ・ヴィアゼムスキー選手。ゴダールと結婚した彼女は毛沢東思想にかぶれた「中国女」を演じさせられた。
あほばかヤンキー娘のジェーンフォンダ嬢を挟んで、お次は70年代から40年間にわたって現在までゴダールに圧倒的な影響を与え続けているアンヌ・マリ・ミエヴィル女史。極左冒険主義のドツボにはまり生と芸術の隘路で立ち往生していた孤独な主人公を救済したのは彼の同伴者にして師、批判者にして愛人である聡明な美女であった。
ひとたびは死んだゴダールをよみがえらせ、新たな創造の火を点火させた最大最高にして最後の女神こそ1985年製作「マリーの本」の女流監督なのであった。
おいらの最後の女それはアンヌ 僕ちゃんを見捨てないでねえとゴダールが泣いた 蝶人
復刻!東映まんがまつり 1975年春【DVD】
私はこの回のまんがまつりはリアルタイムでは見ていないのですが、このレビューを書く前日に全編(約3時間数分)を見て1番グッときたのは1本目の「アンデルセン童話にんぎょ姫」でした、にんぎょ姫は主役2人の声優さんが凄過ぎて(おはなはんの樫山文枝さんとベルばらの志垣太郎さん)後音楽と絵(作画)も凄過ぎてこれは同じ人魚姫のDさんの「L.M」とは別格でこっちのほうが上手(うわて)なんじゃないの?と私は思っています、この「にんぎょ姫」は今の子供に見せたら号泣するのではないかと・・・(にんぎょ姫だけは現在では不適切な言葉等は一切ございませんでした、100%ではないのですが全編通して見て約80%ぐらい不適切な表現、言葉等はございませんでした)、後4本目の「仮面ライダーアマゾン(ブローアップ)」本編終了直後に「コンドールマン」の新番組予告が収録されています。