大乱闘スマッシュブラザーズDX
実はNintendo64版は購入していなかったのですが店頭デモでハマり、GAMECUBEごと購入してしまいました。
ただでさえ4人同時プレイ大乱闘格闘ゲームなのに、キャラクタ大幅増量、アクションも派手、前代未聞の評価システム(ゲーム中の細かい挙動を数百項目で評価されスコアに反映される。「待ち時間が長い」「しゃがまない」など)、これでもかこれでもかというフィギュア集め、一人でもかなり奥の深いイベント戦、詳細なルールまで変更できる対戦モード、ミュージッククリップとしても楽しいおまけムービーなど書ききれません。
#オープニングムービーのシーク~カービィ~フォックスのシーンで思わず「任天堂土曜洋画劇場」か?!と思ってしまった。
文句なく今年最高のソフトの一本です。ただし手はいたわりましょう。あまりにプレイに力が入りすぎて手が痛くなっても知らないぞ。
大乱闘スマッシュブラザーズX ファイティングマスターズガイド
重い!厚い!
なんとこの本、キャラクターガイドだけでも約400ページもあります。
イラストをふんだんに使って1人につき10ページほどを割いています。
データもふっとばし力やその技が与えるダメージやヒット数などはきちんと数値化されていて、キャラクター使用時の目安になります。
また個々のキャラクターの能力に応じたオススメ対戦法も載っていて初心者には嬉しい限りです。
ステージガイドは全ステージの出現条件ももちろん載っています。
一人用ミニゲームや亜空の使者の攻略も不満はないです。
アイテム・フィギュア・ポケモン・シールなどのデータもイラスト付きで載っていて、かなりの数があるので見ているだけで楽しいです。
分厚さによる多少の使いづらさを気にしなければ、値段相応の満足できる攻略本だと思います。
大乱闘スマッシュブラザーズX (Nintendo DREAM 任天堂ゲーム攻略本)
見た目通り、分厚くて情報が詰まっています。
各モードでの説明や、隠し要素、ワザごとのダメージなどが細かく載っています。
気になったときの辞書的な役割として。
ただ分厚すぎるというのも問題で、見るときに非常に扱いづらい;;
亜空の使者などはネット情報だけだと地図がなかったりして本だとありがたいのですが、
一度クリアしてしまうとそうそう見ることもないので、この本の大部分を占めているのは邪魔すぎたり、、
亜空だけ別の本にしてほしいくらい。
また小ネタはまとめてほしかったですね。分厚いだけにあちこちに散らばると厄介です。
ネットで検索したりWiFi対戦しまくっているような人にはわかりきったことが多いかもしれませんが、
初心者、中級者のスキルアップや情報収集にはもってこいかと。WiFiで十分戦えるようになるくらいのテクニックは書いてあります。
上級者の方はダメージなどの辞書として持っておいても損はないかも?
大乱闘スマッシュブラザーズX
開発者の桜井政博さんは常に初心者と上級者との差を埋めるべく苦心なされた、と聞いています。だから今回の様な調整がなされたのでしょう。
戦闘スピードの低下は確かに爽快感はなくなりましたが、私の様なDXのスピードについていけなかった人でも対処がしやすくなったかと思います。
尻もちについても勝負に運の要素を強く反映させる為のものなのではないでしょうか。
最後の切り札やドラグーンパーツの様な強力なアイテムが追加され、決着がさらに付きにくくなっています。
確かにこれらの要素は前回上手だった人にはマイナスになるとは思いますが、初心者との差を縮める努力を、と言うことを評価すべきだと思います。少なくとも今回のほうが私は好きです。
問題もあります。キャラクターは前回強かったキャラの弱体化、弱いキャラの強化、の路線が行われているのですが、今回はそれがかなり顕著に現れており、逆の方向にバランスが崩れています。
また、先ほど書いた最後の切り札などは、強い人は先に奪って当ててしまう、こんな感じでむしろ差が開いてしまった気が。たまに当てられたときは少し爽快ですが。
蛇足気味の「亜空の使者」、各サウンド数の偏り、ボリュームの増加によるロード時間の増加など、悪い点もかなりあると言えます。
しかし面白いことに変わりはありません。コアな経験者は物足りないと思いますが、私の様な下手な人や初めて入る人にはなかなかやりやすいものだと思いますよ。
初心者と上級者の差を埋めるときには非難は付き物ですが、それを覚悟してまで実装した開発者の方々は賞賛に値すると思います。