温故知新
またカヴァーか・・・、なんて思ってたらこの人達のカヴァーは
ちと違います。演歌、歌謡曲の名曲達を、スカ、レゲエのアレンジに
乗せてステキなゲストミュージシャンと共に楽しげに演ってます。
なんとなく流してるだけで脳裏に焼きついてしまう程のインパクトが
ありますよ。曲名は知らなくても聞けばきっと知ってる歌ばかりだと
思います。結構中毒性があるような・・・(笑)
ライブ・アット 騒 (GAYA) ─ 阿部薫、鈴木いづみ、フリージャズメンとの日々 ─
日本の70年代を象徴する音楽ジャンルの一つ、「フリージャズ」を作り上げたミュージシャンが大勢出演した
ライブハウス騒のオーナーの恵美子さんの本。阿部薫の「ライブアット騒」の舞台でご存知の方も多いと思う。
先日、この本を読了しました。興味深く、また味わい深い交流の話ばかりでした。タイトルに冠してあるだけあって
阿部薫の話が色んな箇所で出てきます。それこそ他のミュージシャンとの話でも「阿部ならこう言うに違いない」なんて言う記述も
多々みられます。
阿部薫はわずか数年の付き合いで、絶大な影響を騒さんへ与えた人物だというのも思い知らされます。
随分前から出ている阿部薫覚書などよりも、肩の力が抜いて読めますね。あれよりも少しは阿部の素顔に迫っているはず。
また、これが一番書きたかったことなのですが…
本の中で度々、名前を伏せられたある「歌手」の話が出てきます。(おそらくこの本を手に取られた方や、興味のある方は知らない人は
いないと思います。)著者はその歌手の表現の仕方や阿部への発言が許せなかったらしく、徹底的に批判しています。
その辺の話を読んでいる時だけは、なんだかとても悲しくなってしまいました。
阿部とその歌手、両方から影響を受けている人は少なくないはずなんですが。(私もその一人です)
もちろんそうでない人も沢山いるかと思いますが、その歌手に対して悪い印象のまま騒さんは亡くなられてしまったのがとても残念です。
最後に。阿部薫の発掘音源が見つかったと書いてありました。もうすぐ発売のようですね。久々に音源発売されるので嬉しい限りです。
13人連続暴行魔 (レンタル専用版) [DVD]
この作品の素材は、アメリカで実際に起こった殺人事件である。
だが、この映画は寧ろテロリズムに関する作品として捉えたほうがいいと思う。
金も無く、身分も無く、風采の上がらない一青年が、社会に対して叛逆を企てるのだ。
無論ピンク映画なので、狙われるのは団地妻や婦警といった女性ばかりだが、本質は「アルジェの闘い」などにおける爆弾闘争に近いと思う。
興味深いのが、女性画家の登場する場面である。彼女は主人公の住む町並みを「きれいだわ」と表現するが、これは難民キャンプを見て「きれいだわ」と言うようなものだ。主人公の逆鱗に触れるのは当然である。ここには製作者の風景論が織り込まれている。
この映画のテーマを、単純に「勝ち組」と「負け組」の闘いとして捉えてもいいし、パレスチナ問題とのアナロジーを考えてみてもいいだろう。若松監督の、かの地に対するこだわりを考えれば左程不自然な発想ではない筈である。
ラストの一連のシーンは、本当に凶悪なのは誰なのかということを如実に示している。「社会はクソったれだ」という、若松映画の永遠のテーマはここでも踏襲されているのである。
アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~ DVD-BOX
DVDは、見た方が良いですよ。いえ、聞いた方がか。DVDのみの特典ですし。コメンタリーおもろい!!阿部氏は、喋るだけでおもろいし演技の小技がきいてるし。藤木氏は、妙にテンション高いし。(笑)小雪ネェさん妙に落ち着いてるし。(笑)
おばあさまの話とか、デコちゃん(このコ「永遠の仔」にも中谷美紀の幼年期の役で出てたね。演技うまい)話とか。etc.何より、スタッフ一同仲良さそうでいいもん創ろうと奮闘してるのが伺えて、ドラマって深いな、ナんか創るっていいよなと、ちょっと感動したり。大変ですよ!奥さん!!そりゃもうえぇ!!
アンティークだからこそだと思いましたね。なんか、一話一話にしっかりとお話があって見てる時自分は、短編映画みてるみたいだなと。好い意味で、邦画感覚でなく映画感覚でした。役者の個性がそれぞれハッキリ独立していてシチュエーションから小物までセンスいいし。お店を通してのいろんな年代の人物が描けてるとことか。まぁ、個人的には、なにより仕事着カッコいい!!!楽しみ方、受け取り方は、ひとそれぞれでしょうが。お勧めします!!
爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー [DVD]
ハリケンジャーを1年ぶりに見ることが出来た上に、結構細かいネタも多くてとても面白かったです。戦隊メンバーだけでなく、アバレンジャー敵サイドも本編じゃ出来ないようなことをしているので、その辺も見所ですね。
ウェンディーヌ、フラビージョは相変わらずでした(笑)