気象・天気図の読み方・楽しみ方
気象予報士は試験がスタートした時からずっと気になっていました。いつか受験してみたい、と。本を沢山買ったのですが、試験会場まで行くのが大変だな、とか(どうして名古屋で受験できないの?)思っていつも他の人の受験体験記ばかりを読んでいました。でも、この本を読んで(眺めて?)受験したくなりました。初めて、受験願書を取り寄せました。社会見学のつもりででも、まずは受験してみたいです。0を1にするのがまずは大切ですね。きっかけを作ってくれたのがこの本です。
地球の中心で何が起こっているのか
地殻変動のダイナミズムと謎 (幻冬舎新書)
難しい内容をとてもわかりやすく、平易な語り口で紹介されていて、日頃、自分の足の下のことなんか考えもしない人も、一気に最後まで読めると思います。
直接、東日本大震災とは関係はないですが、地震がとても気になる昨今、地球のダイナミズムに思いをはせるチャンスかもしれません。
地球がもし100cmの球だったら
わたしたちが住んでいる環境
呼吸をして、食物を食べて....
普段あまりにも当たり前で特別考えもしないこと...
しかし、この地球の環境が如何に特別整えられた環境なのか
わたしたちは、生きている.... のではなく 生かされている...
と強く感じさせられました
絵本のような本ですので、幼い子供たちと一緒に読んであげたいですね (^^)
日本人が知りたい巨大地震の疑問50 東北地方太平洋沖地震の原因から首都圏大地震の予測まで (サイエンス・アイ新書)
オールカラーで図版豊富,質問形式で地震への疑問に答えてくれる一冊。
何より,東日本大震災を受けてからの出版なので情報が新しい。
この本の下地は2008年発売の「日本人が知りたい地震の疑問66」だが、
当時は四川地震を受けての内容だったのを、東日本大震災を機会に
内容を改め全面的に改定しています。
また、気象庁の姿勢に疑問を呈している研究者ということもポイントが高い。
たくさんの地震の本がありますが、
「地震は何故起こるのか?」
「何故あんなに被害が大きくなったのか?」ということを知りたい方、
「知識をつけることで防災したい方」
「何か一冊読みたい」ならば、これをお勧めします。
富士山大噴火! 不気味な5つの兆候
木村政昭さんの名前を聞くのは、かれこれ10年以上も前のことだったか。当時を思い出すと、久米宏のニュースステーションに出ていのが印象に残る。的確な解説は、当時話題になっていたはず。だが、第一線から姿がなくなって久しい。なぜか。それは学会というものがそうさせたのだろう。
だが、当時から一貫している地震に対する地質学と海洋学の統合評価はゆるぎないものと思うのは私だけではないであろう。
さて、本はこう言っているように思われて仕方がない。
忘れたころでは、もう遅いのだ、と。
東北大震災を予知しえたその揺るぎのない「地震の目」による分析は、火山の「噴火の目」という評価を導入しえた。富士山はまもなく噴火する。みな備えを怠らないようにする必要を感じてほしい。
著者の人を思う、揺るぎのない「心の目」は、訴えている。一刻も早く本を読んでほしい、と。