一番売れてる株の雑誌ザイが作った 商品トレード超入門
ジムロジャースさんの本を以前愛読していたので、表紙に登場している
ジムさんをみて早速購入してしまいました。
びっくりしたのはこの手の本(笑)にしては、すっごくわかりやすくか
かれていたことで、イラストもかわいくするすると読み終わってしまい
ました。この業界の用語とかむつかしいじゃないですか、それをかなり
わかりやすく説明してあったように思います。図とかグラフがたくさん
使われているので、イメージしやすかったですね!
いわゆる先物取り引きってずーっとこわいイメージがあったり、人から
も手をださないようになんてアドバイスを受けていたんですが、先入
観ってこわいですね。この本を読んでみたら、自分がなんにも知らな
かったんだって思いました。ちょっと目からうろこでした。商品トレー
ドはなにかから始まって、リスクもちゃんと説明してあり、しかもその
回避方法もアドバイスがあって、要は自己管理していけばいいんだって
ことが書かれてあります。株取引は今も少しやってるんですが、商品ト
レードについては何もしらなかったんで、この本を読んで、身近な
「金」とかをやってみようかなとか考えちゃいました。
取引もインターネットで簡単にできるんですね。それもびっくりです。
私的にはPart 5のひとつひとつの商品についてのバックグラウン
ドなどを読み物ふうにまとめてあるところが気に入っています。もっと
いろいろな商品とか載せてくれたらいいのにと思ったんで、そこが少し
不満で星ひとつ下げました。
題名も「超」入門なんで、これから始めてみようかな?と考えている方
にはちょうど手頃ではないでしょうか?
マンガ サヤ取り入門の入門―スプレッド、アービトラージ、ストラドル…すべての基本はココにある! (ウィザードコミックス)
画のレベルは同人誌っぽいのですが、用語は理解できるようになります。
女性の手にしてはゴツイ描き方をされていたり、妙にアゴがたるんでる顔(のアングル)が
とても気になり、オイオイとツッコミを入れたくなるページ多数です。(笑)
商品先物はストップ高、ストップ安が頻繁に発生するので、ザラ場で稼ぐのじゃなければ、
サヤ取りがいいと思います。サラリーマンは平日昼間に取引なんて出来ませんしね。
相場が大荒れしても安心してみていられますし、サヤ取りのルールさえ守れば、
損切りするタイミングも掴み易いです。
1800円は高いと思いますが、片張りで値が飛ぶと5万、6万なんてすぐに持って
行かれますから、最初はこれで勉強しましょう。
商品相場必勝ノート
株の取引を初めて,まだそんなに経験値があるわけではないが,
いくつかの林先生の書籍を読んできて,やはり一度,先生の原
点である「商品取引」についての本を読まねばなるまい,そう
考えて購入した。
商品取引のルール等,よく知らない事があり,全てを良く理解
できたとは言えないが,それでもやはり,相場と言うものに関
しては,至言の詰まった本であると思う。
一度読まれることをお薦めしたい。
商品先物市場のしくみ (PHPビジネス新書)
本書では、業界での経験のある著者が、商品先物を全般的に丁寧に書き下ろしたものです。
すでに江戸時代から米価格のリスクヘッジとして、現在に近い制度が出来上がったというところから、商品価格の変動により、企業がどのようにリスクをヘッジしているか…といった実際の内容までカバーされています。
もちろん、どのようにして投資をするか(口座開設に至るまで)や、貴金属を現受けする方法、さらには投資のスタイルについても解説されており、「基本的なところを幅広く扱った」という印象です。
あとがきに、企業のリスクヘッジの手助けをしたことがないため、脱稿まで2年かかったと書かれていますが、私としては内容を丁寧に書くがゆえに時間がかかったのではという印象を持ちました。
投資目的ではなくとも、経済の全般を知りたいという人にも役に立つ書籍だと思います。