どこかで聴いたクラシック ピアノ・ベスト101
ピアノコレクションが欲しくてどの会社のにしようか迷ったのですが、これにして大正解でした☆★音質もキレイで、CDも一枚一枚きちんと収められるようになっていて取りやすいです。そして何よりクラシック初心者の私でも知っている曲が多くて感動しました。自分が弾いたことがある曲なども出てきてうれしかったです。聴けば聴くほどその曲のすばらしさがわかってきて毎日のように聴いてます♪♪買って絶対がっかりすることは無いと思います!!
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番・第3番
リーリャ・ジルベルシュタインの深い打鍵から生み出される上質の音が素晴らしい。
特にラフマニノフ3番は音数が多いため演奏もヒステリックになりがちだが、この演奏は何か懐に余裕がありしっとりとしていて魅力がある。
彼女の持ち味である健康的な力強さ、ストレートな情感、はじけるようなリズムと機敏なテクニックが生かされた演奏だ。アバド&BPOの十全のサポートも見事だ。
2番もオーソドックスな演奏として推薦します。演奏に何か強烈な個性を求める人には多少物足りないかもしれませんが…
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
ラフマニノフの代名詞であるピアノ協奏曲2番、3番の演奏だと、CDではアシュケナージ、キーシン、アルゲリッチ、リヒテル、等々、生演奏でも何人か聴いてきましたが、3番に関して言えば昔から・というよりこの曲を知った最初から、このジルベルシュタインの演奏が最も僕をその気に=感動させてくれますね。
ジルベルシュタインの3番は・・ライブ感というか、緊張感というのか、どう表現したらい良いんでしょうね・・しばらくピアノの練習をしないで本番に臨んだときのような凄い新鮮さが聴く側にもあって、しかもとんでもなく美しい演奏をしています。
3番のFinale. Alla breveのメインのメロディー・主題は前半後半2回ありますが、特にその最初の方などは・・何というのか、良く演奏の批評で宝石のような、とか珠玉の、という表現をしますが、まさにこれにぴったりの、ダイヤモンドのような美しさ、高揚感、感動があります。
10年以上聴き続けている文字通りの愛蔵版ですね。