プリンセス トヨトミ Blu-rayスタンダード・エディション [Blu-ray]
フジテレビ製作でテレビ出身の監督さんと聞きますので、これで正解なんだと言われればそうなんでしょうが・・・。いくらスケールが大きくても完全にテレビサイズの内容でしたね。くどいくらいわかりやすすぎる!そりゃ私もDVDで家で映画を初見することが増えましたが(映画館にマナーの悪い客が増えすぎたせいですが、それは関係ないのでおいといて)それでも映画は暗闇の中で必死にじっくり見るというのが基本的だと思ってます。だから家族と喋ったり、用事をしながらでも内容についていけるテレビドラマとは別物なんだと思いますが、偏見もあるかも知れませんがどうもテレビ会社制作の映画ってそうゆうスタンスで作られているようなものが多いような気がします。この映画については、題材や演出のセンスやスケールの大きさが良かっただけにかえって私には歯がゆい気がしました。テーマが父と息子の親子愛というのは良くわかりますが、例えばそれは堤真一の回想シーンが中盤にワンカットすっと入ったあれだけで十分ラストまでいきてくるでしょう。真剣に映画を見てると、そういうのが最後の感動に効いてくるんですよねぇ。それが何度も何度も同じ回想をくりかえして、最後には台詞でまでベタに説明をしている。折角センスのいい中盤のワンカットが台無しです。別に客のレベルをバカにしているのではないのでしょうけど、集中力のない観客でも誰にでも最後までわかりやすくということなんでしょうか?他にも伏線の張り方も、岡田将生が打合せ室から遅れて出てくるシーンとかそこまで露骨に張っておかないと後で誰も伏線の存在に気づかないとでも?やっぱりバカにされているのかなぁ。わざわざ冒頭に大阪からっぽシーンを入れて時系列をずらすのも、これは人間消失サスペンスでもないんだからどうなんだろう?と思いました。それでもまぁ実は楽しく見ましたけどね。だって私大阪出身で父は他界しております。
山登りはじめました めざせ!富士山編
7つの山を悲喜こもごものエピソードでじっくり紹介していますが
どの山も本当に魅力的!
しかも山の細かいデータもばっちりです。
初心者に必要な、山での持ち物や服装なども写真やイラストで紹介していて
とってもわかりやすい。
山をおいといても、友達やナイスキャラな旦那さん、両親など、同行者のエピソードも
とっても楽しいです。
私は5回以上この本を読んでますが、まだまだ読み返すと思います。
これから山に登ってみたい入門者さんはもちろん
山にさほど興味はないけど、高尾山に行ったら割と面白かった、程度の人にもオススメです。
デイリーアウトドア 自然とつながって心ゆたかに暮らそう
芝生に裸足、心地良さそうな表紙にひかれて購入。
四季や自然の移り変わりを愛おしみながら、自然とともに暮らしている
四角さんの自然やアウトドアへの想いがあふれていて、好感がもてました。
日本やニュージーランドの美しい自然の写真や
かわいいアウトドアグッズ、ウエア、調理道具の紹介も載ってます。
空を見上げて、息を吸おう。それだけで立派なアウトドア。。。
アウトドアってストイックなイメージでしたが、これなら私にもできです。
ブッダにならう 苦しまない練習
25のレッスンで苦しまない練習をしていく。
各レッスンは、テーマがあり、テーマに沿ったブッダの言葉を意訳したもの(超訳?超訳 ブッダの言葉)が紹介され、レッスンの内容、マンガという構成になっている。
苦しみの元を一つ一つ取り上げて解決法を説いている。
勉強になった。
マンガはいらないかも。
山登りはじめました2 いくぞ!屋久島編
これほどわかりやすくて、イメージしやすい屋久島の本は、他にないです。
私は屋久島に7回行っているのですが、行かないと得られなかった感覚が、この本からはちゃんと伝わってきます。
今までのガイドブックや小説は、とびとびの情報を載せただけで、島の雰囲気を伝え切れていないものばかりで、正直もどかしかったです。
探しても出てくるのは、マニアックに情報を詰め込んだ、眠くなる解説本くらいでした。
屋久島の章は、50ページくらいしかないのですが、驚くほどリアルに、その魅力が表現されています。
私が何を伝えても屋久島に行かなかった友人が、この本を読んで今年行くことになりました。(悔しいですが…)
屋久島に興味がある方は、ぜひ、行く前と帰ってきてからと、2回読んでみてください。
屋久島好きとして、これほどわかりやすく、立体的にイメージできる本が出てきたのは、とてもうれしいです。
たくさんの方に読んでほしいです。オススメです。
P.S.「ひと月に35日雨が降る」という屋久島の決まり切ったキャッチコピーで煽らない正確さも、素晴らしいと思います。