かえるの平家ものがたり (日本傑作絵本シリーズ)
リズムの良さに、定型詩の楽しさを感じます。古典の導入にと購入しましたが、低学年にもおすすめです。絵には子どもに知っていてもらいたい日本の植物が描かれているのもいいですね。この名前知ってる?と、季節の花の話をするきっかけにもなると思います。
かえるの絵本 ~なくした記憶を求めて~
主人公を男か女、そして職業を選ぶところからスタート。
職業により異なるスキルを使いこなしながら仲間と共に様々な冒険をクリアしつつ
大筋の自分の失われた記憶を取り戻すストーリーで選択によりストーリーも分岐します。
仲間も多彩でキャラも立っていますがいわゆる「萌え系」ではなくもっと素直でシンプルな感じです。
自分はそういう受け狙いではない、奇を衒わない素直なところが逆に気に入りました。
エピソードが追加されるごとに増えていく絵本が楽しいです。
RPG自体の難易度はかなり低めですがスケジュールをミスると1年はあっと言う間に無駄に過ぎます(笑)
こまめなセーブ、ロードができる親切設計でやり込み度も高く
短時間に少しずつプレイする事も可能なので
複雑難解な他ゲームの息抜きにもお勧めだと思います。
名前入力が姓名逆なのとエンカウント率が高過ぎなのが難点と言えば難点なくらいです。
10ぴきのかえる (PHPこころのえほん 3)
これは、10匹のかえるシリーズの第1弾で、この本が好評の為、シリーズ化されました。かえるが生まれた沼から四角い池に捕まえられ、かえるになると池を飛び出し、様々な出会いを経験しながらひょうたん沼にかえるという話です。絵はとてもこどもに親しみのあるアニメ的ですが、かえる一人一人に10通りの思いが描かれていたり、シンプルな本ながら、自然界の法則を的確に描いています。またこの絵本を通して、生き物はやはり生まれ育った場所が一番いいのだなということを教えてくれる絵本です。子どもたちが思わず引き込まれる絵本のうちの1冊です。