ビフォア・ザ・レイン
前作と違い社会問題がテーマの曲があったりと、エターナルいろいろな面が聞ける一枚。
全体にダークな感じの一枚。夜に聞くアルバム。
オススメはトラック6、11。
6はディズニー映画、ノートルダムの鐘のテーマ曲。映画を見てから聞くと感動もひとしお。歌詞がいい。
11は囁くような歌声が聞ける。抱擁感が伝わる一曲。
トラック6は絶対オススメ。太陽の日差しを感じたくなるはず。
Interlude (Playstation2)
理解できない方がいたらすみませんが・・・個人的には、「3人のヒロインの中から一人選ぶ」と言うより、「質の異なる3つのシナリオから一つ選ぶ」という感じがしました。
他の方のレビューと一緒に見ていただければわかりやすいと思いますが、ヒロイン毎にシナリオの質が全く違うんです。
具体的には、「ただの学園物」「不思議な事件に巻き込まれる」「世界の謎について」・・・と言う感じなんですが・・・解り難いですね。
プレイ時間は比較的短めなので、さくっとクリアできると思います。ちょっと物足りない気もしますけどね。
インタールード VOL.3 [DVD]
痛みに耐えて、よくがんばった。感動はしなかったけど・・・(かなり古い)。かなりの努力が垣間見える。たけどねぇ、無理がある。もとの話がかなり作りこんであるらしく、がんばってがんばって3巻にまとめました、って感じ。このストーリーってひと言で言っちゃえば夢オチでしょう?だから複線の張りかたが下手だったらそれこそ見れたもんじゃないんだろうけど、そんなとこはしっかり押さえてるし、ひとつの作品としてはまとまっている。けどやっぱり急ぎ足過ぎってとこはいなめないなぁ、抽象的な空想世界を行ったり来たりなんてアニメではやっぱりあんまりよくないよ。そんなシーンでうずめた某メガヒット作品のせいか、訳のわからんのが良いみたいな雰囲気があったけど、それはやっぱり意味不明。見てる側を煙にまいたってただの自己満でしょう。だめだよそんなの。でもまあ、この作品はそれなりに筋が通っているし、結びも破綻せずにあるから良いほうではあるけどね。
それにしても惜しいのは、この時間の不足、魅力あるキャラがたくさんいて、すばらしいキャストでやってるんだかもうちっと時間をとれば、その分だけ良いものになったんしゃないかなぁ、と思うんだけど。そうすればもっと細かいところもしっかり描けて、パンドラ・プロジェクトをめぐるエピソードなんかを入れればもっと深さを持った作品に出来たんじゃないだろうか。けどまあ、この尺でこの設定でこの内容って言うのはスタッフさんの努力の賜物、ボクとしては賞賛を送りたい。
STICKY WICKED
96年もの。スティーブバイのアルバム「バイ」で激情を叩き付けていたボーカル、俳優業もやる器用なベーシストのソロ。今回はギタリストにリッチーコッチェン、アルピトレリ、ドラムにウイルカルホーン(リビングカラー)を起用。出てくるサウンドはスティービーサラスタイプのハードコアファンク。ざっくり斬り込むギターリフに重心の低いベースサウンドをからませるサウンドスタイルが連続。サウンドのフォーミュラはいいのですが、いかんせん楽曲が似たようなものばかりで、退屈してしまいます。メンバーがみんなセッションミュージシャンまたはスタジオミュージシャンレベルで相当な演奏レベルを持っているのはいいのですが、その事実が逆に「プロフェッショナルなお仕事」以上のものが引き出せない=ハプニングやケミストリーは発生しないというわなにはまっているようです。なんと申しましょうか「みんながみんな遠慮しあってしまっている状況ですか」。テクニックと言う「手段」が「楽曲」という目的にうまく昇華されていない決定的なサンプル。(6点)