金色のコルダ3 SS(スクールシリーズ)3~神南~
つい最近「コルダ3」にハマった者です。
プレイ前から土岐のファンでしたので、SSシリーズ全部拝聴しましたが、最初に聴いたのがこのアルバムでした。
SSシリーズを全部拝聴してみて、この「神南」が一番ドラマもドルチェも甘かったと思います。
対決後のお話なので、ギスギスした雰囲気は一掃されていて、東金&土岐のかなでに対する口説き文句がパワーアップして甘いです。土岐は色っぽ過ぎる・・・!土岐ファンの一員としては、とても聴きごたえのある内容でした。
ただ、途中に流れる、かなでが円城寺姉弟のためにソロで弾くヴァイオリンの演奏が・・・う〜ん?「あたたかい演奏だ」とシナリオでは絶賛されていますが、そうなんでしょうか。自分はクラシックに詳しくないし、あまりクラシック曲も聴きません。でも、SSシリーズ「天音」で、4人で演奏するシーンで流れてくる音楽では、ヴァイオリンがとても澄んだ音で素晴らしい演奏だと感じたのですが・・・気のせいでしょうか。
キャラソンは、先に「スターライトクリスマス2」のDVDで拝聴していて、大好きな曲です。土岐役の石川さんの歌唱力は、やっぱりスゴイ! 関西訛りの歌詞が色気を醸し出していて、石川さんの歌い方も色っぽい。聴く度に毎回ドキドキしています。
ギター・アレンジされた「死の舞踏」「ツィゴイネルワイゼン」「2つのヴァイオリンのための協奏曲」は・・・期待して聴かない方がいいと思いました。実際に聴く前に、「ギターアレンジ」とあったので、勝手にギターのみ、複数でアレンジしたものが聴けると思って、かなり期待してしまったのが良くなかったのでしょう。「アランフェス協奏曲」が大好きなので、そんなイメージを抱いてしまったのが運の尽き。軽い曲になってしまっていて、がっかりしてしまいました。
星が一つ少ないのは、劇中に使われたかなでの演奏と、ギターアレンジの曲に対してです。
キャラソン・ドラマはとても良かったです。東金や土岐、それから芹沢のファンの方は楽しめる作りだと思います。
金色のコルダ2 f アンコール ガイドブック
恋愛イベントはゲーム内の情報画面でいつでも確認でき、ストーリーも短いので恋愛ENDを迎えることはそれほど苦労しません。でも、期間が短いだけに時期を逃してしまうと発生不可となるイベントも多いので、複数同時攻略やピンポイントのイベント回収などには役立つと思います。
ただ、選択肢がある恋愛イベントでも"ヒント"が書かれているだけ、その他のイベント選択肢でも全く記載ナシのものがあって不便でした。前作2fのガイドブックは、どの選択肢を選べばどの程度好感度や評価が上がるのか、メールを貰えるのかが一目瞭然だったのですが…攻略本にネタバレは必須だと思うので、そのへんはハッキリ記載して欲しかったです。
その他には、オケ曲の難易度別攻略アドバイス、昼休みイベント、楽曲情報、演奏者情報、思い出(アルバム・イベント・スペシャル・音楽)リストが掲載されているので、PS2版未プレイの方や初心者には役に立つ内容だと思います。さらに巻末には衛藤役の日野聡さんインタビュー(1P)、衛藤vs月森のゲーム連動ショートノベル(6Pくらい)があります。
オールカラーで見やすいですが、純粋に攻略が目的という感じなので、キャラの絵が目当てという方にはあまり向かないかと思います。
金色のコルダ
まったく楽器のできない主人公がクラシックのコンクールに出場する2ヶ月の間をプレイするゲームです。
難易度は高いほうだと思います。どこにあるのかわからない楽譜を集め、練習をし、自分なりの解釈を加えて発表をするのがコンクールの流れですが、気を抜くと最下位です(TT)
これをこなしながらお目当ての男の子となかよくならないといけないわけで、そりゃ難しくもなります。コンクールの衣装も自前ですしね^^;)
でもその「上手になる過程」が、私にはとても楽しかった! ひとつの曲でも曲の解釈しだいでまったく違ったものになるのが良くわかりますし、キャラクターによってはその曲絡みのイベントがあるので、育成と恋愛イベントのバランスという意味でも良かったと思います。
作曲者のミニドラマもあって、クラシックを身近に感じることができるようになると思います。私も久々にフルートを吹きたくなりました。キャラの中にフルートを吹く男の子がいますが、彼のイベントが個人的に好きです。
ぜひお試しください♪
金色のコルダ3 メモリアルブック 完全設定資料集
168p、ジャンプの単行本より少し薄いくらいの厚みです。
イラストについて。
攻略キャラ全員に見開きのカラー描き下ろし一点づつ、
各キャラの設定イラスト・プロフィール・立ち絵集・スチル(おそらく全部?)
さらにメイキングの章では、スチル&イラストのラフ原画、キャラクターの初期設定も載っています。
スチルについては、そのキャラクターの物語を追いながら…という感じで、
大きく美麗スチルを眺めたい!という方には向かないかもしれません。
初期設定などは、どのキャラも現在とはかけはなれたビジュアルばかりで面白いです。
他、舞台設定のイラストや世界観紹介も充実しています。
オマケでシールが付いています。
情報面について。
開発チームへのインタビューには8p使っており、
かなり詳しく・裏話も大量に載っているのでとても読み応えがあります。
コルダ3の世界を深く知りたい人には強くオススメできます。
各キャラのメイキングページにも、キャラ誕生エピソードやテーマ曲についても載っていて良かったです。
声優さんへのインタビューは、一人一言程度。これを期待して買うとがっかりするかもしれません。
攻略情報は一切ありません。
むしろストーリーが全部紹介されているので、ゲーム未プレイの方にはオススメしません。
私個人の感想としては、特に不満もなく値段相応な出来だと思いました。
特に開発チームのインタビューでは知れて嬉しい話がたくさんあり、満足です!
100万人の金色のコルダ~放課後のD.C.~
「100万人の金色のコルダ」とCDタイトルについていますが、そこはあまり気にならずいつものコルダのCDだと思いながら聞きました。
オムニバス形式のドラマCDなので、新キャラクターの不動翔麻くんのナビゲーションに沿って聞いていきます。
LRのドラマはなんだか無印初期の頃に戻ったかのような距離感だったので新鮮でした。
放課後デートをテーマにしたモノローグトラックはどれもコルダにしては甘かったです。
各キャラのファンならここが一番嬉しいかもしれません。
それから、歌は衛藤くんと翔麻くんの二曲がフルサイズで入っていました。
衛藤くんの曲はさわやかなポップスで、翔麻くんの曲はアップテンポで勢いのあるロック。
どちらもそれぞれいい曲だと思います。
ボーナストラックまでついていて、全部聞き終わる頃にはもうおなかいっぱいでした(笑)
今回でなかった大人組バージョンのCDを出していただける期待を込めて、星五つです。