Journey into Now 「今この瞬間」への旅―スピリチュアルな目覚めへのクリアー・ガイダンス
面白そうなのに、読む間絶えず気がちってなかなか一気に読めませんでした。
途中でこれがエゴの抵抗だ、と気づきました。
この本は、自分の中のエゴに気づき、その巧妙さに気づくことの出来る内容です。
少し前に読んだ「ニュー・アース」もエゴのことを詳細に書いた本ですが、悟りを
得ようと学ぶことすらもエゴの指示、ということを知って愕然としました。
そして、いつになったら自分は悟れるんだろう、幸せになれるんだろう。。と
思うことすらもエゴの罠、ということを知らされ、なんというか文字通り開いた口が
ふさがりませんでした。
では、悟りとはなにか、目覚めるとはなにか、についてこの本は教えてくれます。
もう修行も、マスターを求めてさまようことはいらない。
2012年を迎える前にこの本に出会って本当に良かったと、心から思います。
真・女神転生 STRANGE JOURNEY(ストレンジ・ジャーニー)
自分の年齢は36歳。
FCの女神転生1/2にとにかくハマってからはSFCの真1/2も
全ルートクリアは当然のこと、とにかくやり込んできました。
今回、DSでメガテンが出ると知ったものの、あまりに「漢(おとこ)感あふれる」
パッケージデザインに思わず閉口してしまい(笑)なかなか手をつけられませんでした。
そんなこんなで今回思い切って購入したんですが、これはメガテンですね。最高です。
相変わらず、善悪にとらわれないディープな内容とセリフと選択肢。
萌えがなければ売れないなら売れなくていいと言わんばかりのデザイン。
(でも今回はなんとなんとあの人が・・・なんですね笑)
悪魔とのかけひきも手に汗握ります。
だってね。ちょっとレベルの高い悪魔を仲魔にしようと思うと、機嫌を損ねて
「一方的に襲い掛かってきた!」って言われると速攻でピンチになりますから。
それだけに、努力してレベルを上げて、会話を頑張って仲魔にして、そこから合体で
目的の悪魔を呼び出したときの嬉しさは、格別です。
それと、初期FCからプレイしてきた自分にとっては、レビューで多くの方が書いておられる
「マッピングに印をつけれたら良かった」とか、システムに関するコメントがありますが
個人的には「これ以上何を望むのだ」と思っています。
初期メガテンやSFCの真シリーズなどは、もっと突き放されていましたよね。
・合体させたきゃスタート地点の邪教の館までもどらなければならない
・合体でいなくなった仲魔がもう一度欲しければ、また会話で頑張らないといけない
・ダンンジョンの途中に、こんなにもセーブポイントやヒールスポットなんてない
・スキル継承で育てた仲魔は、登録しておけば合体でいなくなっても呼び出せるなんて夢だった
・そもそも、二画面じゃないから常時マップが表示されてること自体が奇跡
確かに、今作も厳しいゲームだと思いますが、その中にもちゃーんと「優しさ」が入ってます。
流れが単調という声もありますが、自分は一つ一つの会話や、それぞれのエリアの特徴や
悪魔の話などを見て聞いていると、ちゃんとストーリーに入り込めると思っています。
FC時代の女神転生2での衝撃的なセリフに
「あくまを ころして へーきなの?」というものがあります。
普通のRPGにありがちな「正義感あふれる」主人公になるもよし、
モラルにとらわれない「完全我流」な進み方をするもよし、
善悪どちらにも傾倒しない、中立的な進み方をするもよし。
どんなルートとスタイルを選んでも、矛盾なく話が進んでいくメガテンシリーズは
今回のストレンジジャーニーも全く期待を裏切ることのないゲームです。
※あくまで個人的な意見ですが、「カーリー」がいないのが寂しいです(泣)