スティル・クレイジー [DVD]
作中でビル・ナイが歌うブリティッシュロックがすごくいい。ストーリーも、先が読めるものの、笑えるし感動できるし、おもしろい。何気に俳優陣は豪華だし^^そういえば、シャーロックホームズ(ガイリッチー版)にカワード内務大臣役で出てたハンス・マシソンがいたことにびっくり。ロックが嫌いじゃなければ、おすすめだと思います。ちなみに私はサントラも購入しました^^
現代アート、超入門! (集英社新書 484F)
現代アートがわからないと感じる人は多いと思いますが、本書はその現代アートの最高にわかりやすい入門書です(「超」入門書というのはウソではありません)。
「まえがき」で著者自身が書いていますが、そのわかりやすさの理由であり、著者のウリでもあるのが、著者が元フツーのサラリーマンであって、美術界オンリーでやってきた人ではないということです。
そのため、一般の人と同じように「わからなかった」過去があり、読者の目線でわからないことを前提に解説してくれているので非常にわかりやすい内容に仕上がっています。
こういう説明ができる人がもう少し増えれば現代アートに興味を持つ人はもっと増えるだろうに、と感じた一冊でした。
もちろん新書一冊で現代アートの全てがわかるはずもないのだけれど、有名な作品だから素晴らしい、と知ったかぶりをしたくない人にオススメです。
スティル・クレイジー [DVD]
かつてはいけてるロッカー(死語。)だったおじさんたちが、バンドを再結成してロードに出るお話。ベルボトムに長髪、濃い化粧で退廃的な、そしてエッジの効いたギター。一世を風靡したが、最盛期に空中分解してしまったこのバンドを、お金ほしさに老体に鞭打ち再結成してツアーしてしまう、なんてありげな話です。
各メンバーへたれおやじたちの可愛いいこと!特にVo役のビル・ナイは自分では何も出来ない、不思議ちゃんダメおやじ。いまでも自分はいけてると信じたいそのいじらしさ。分かる分かるその気持ち・・・(涙)。コメディアンのビリー・コノリーも出ています。
各メンバーいろいろな事情や問題を抱え、それを乗り越えて友情を深め合う感動の物語・・・なんてことはタテマエで、単純にツアーの裏側やおやじたちのへたれ具合が楽しい!ロック好きおやじやおばはんには嬉しい小ネタ満載。音楽的には70年代のムーブメントを題材にしていますが、その当時のことを知らなくても十分面白いですよ。
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第2番&第5番
ブランデンブルグ協奏曲5番でレヴァインのチェンバロがなかなか格好良いです。トゥッティでもチェンバロがはっきり聞こえるので録音のバランスもなかなか良いです。ブランデンブルグ協奏曲2番は貴重ですね。シカゴ交響楽団の主席トランペットを53年間務めた神様アドルフハーセスのソロが聴けます。
ベスト・バロック100
個人的には「バッハ100」をリリースしてほしかったのですが、、、まぁ音楽史に燦然と輝く黄金時代、バロックの音楽は親しみやすく、聞きやすいと思います。演奏も綺麗で聞きやすく、王道といった感じでしょうか。J.S.バッハのカンタータ147番がギターでアレンジされていて、これまた新鮮で素晴らしく仕上がっていると思います。他にもヘンデルやヴィヴァルディ等著名な作曲家の有名な曲ばかりなので、あまりクラシックに縁がない方でも楽しめるでしょうし、癒されるでしょう!