病院と開業医のための医療広告―患者が集まる広告戦略!
先日、ヤフーのトピックスでも、歯医者のいい時代はとっくに終わったとの記事。
年収200万以下の歯医者や廃業するものが巷にあふれる時代。
医は仁術ではあるけれども、霞を食って生きていくわけにはいかないわけで・・・。
最近では、歯医者をやっているのか、広告代理店のクリエーターのようなことをしているのか
解らないような歯医者も多いはず。
なぜなら、待っているだけではもう患者が来てくれないからです。
医療業界は他業種から見ると、圧倒的に参入障壁が高く守られてはいるものの、
医療法・薬事法の壁は高く、他院と差別化を図るにしても、
以前であれば、すぐ行く手を阻まれていました。
しかし、昨今の医療法の改正で、窮屈ではあるけれど、世間様に自分の存在を示せるようになってきました。
媒体により規制はありますが、この本を参考にしてひな形を作って検討していけば、
名刺広告程度だった広告が、とても違ったものになってくるはずです。
“無知は罰せよ”知らなかったでは済まされないわけで、
広告戦略を駆使してこの難しい世の中で、頭1つ抜き出て勝つための最高のバイブルであると推薦します。
かつてこんなに医療広告に関して、具体性を持った本に出会ったことがありません。
感覚的にこれくらいはいけるだろう・・・なんて甘い考えを打ち砕いてくれる本で、
これから広告媒体を使って頑張りたいが、自分をどう表現してよいかわからない開業医に必見です。
“集患”プロフェッショナル―クリニック経営・成功の法則 腕の良い医師が開業してもなぜ成功しないのか
「開業コンサルタントはいっぱいいるが、“開業後”の経営コンサルタントは非常に少ない」、「開業計画書の患者数は見込み患者数ではなく経営を軌道に乗せていくための“必要患者数”であり、絵に描いた餅に過ぎない」など、開業してみて初めて分かる診療所経営の厳しさに対し、助言を与えてくれる数少ない本です。医療機関としての理想はあっても、現実にかかりつけ医として認知されていなければ将来性がないと筆者は言います。
集患のための具体例も挙げられてはいますが、“実際にそんなことまでやったら、近隣の開業医や医師会からにらまれるんじゃないの”というプランもありますので、あくまで参考として。それよりも本書の中で登場人物が言っているように「ノウハウを教えるのではなく、ノウハウの考え方を教える」というのが主眼と思っていいでしょう。
実際の診療所をモデルにしたと思われる事例を挙げながら、またレストランの集客作戦を参考にしながら話が進みますので、経営戦略というものに縁遠い医療関係者でもすんなり飲み込める内容と思います。各章の終わりにまとめとして解説メモが記載されているのも親切な構成です。
難点と言えばまず“カタカナ外来語”が多すぎることです。「タンジェントポイント」「デターミネーション」「フレームワーク」などなど... 筆者がMBA取得者で、アメリカの経営手法を応用したというのは分かるのですが、適切な日本語を持ってくることも考えて欲しかったというのが正直なところです。これで話の筋がしっかりしていなかったら、いかがわしい経営セミナーと紙一重でした。もう一点は医療経営の大きな柱である「人事・労務管理」については全く言及されていないことです。この本で示されているのは、あくまで狭義の(経済的な)経営に関してのみであり、スタッフの採用や労務問題はほとんど触れられていません。その点は別の参考書が必要でしょう。
本来は高額なコンサルタント業務の一端でも書籍化されている意味は大きいと思われ、行き詰まり感を感じている医療関係者は一読をすすめます。
JAMA版 論理的診察の技術 ―エビデンスに基づく診断のノウハウ―
原著を持ってますが、二項目しか読めていませんでした。本書の内容がいかに重要であるか、気付いた日本人は多いはずです。ですが、分厚すぎる。。訳した人はどんな人なんだろうと思いましたが、巻末を読んで、その崇高なモチベーションに感銘を受けました。これからも日本の医療のために頑張ってください。応援してます!(読むのはこれからです;笑)
節税対策パーフェクトマニュアル
節税の本を探しているときに見つけました。
読んでみると項目ごとにわかりやすく書いてあり、とても読みやすかったです。
医者の視点に立って書かれているので、例文などは理解しやすく、
節税の手引きとして、これから使用しようと思いました。