HOUND DOG ULTIMATE BEST
独立したかった大友康平(vo)と、二の足を踏んだ他メンバー。よくある独立劇が、こじれにこじれ、大友1人がHOUND DOGを名乗るまでになってしまいました。そんな「諸事情」により、ソロでHOUND DOGを歌う、セルフ・カバーです。
全曲新録音なので、音はとても良いです。代表曲の中では一番録音が古い「ff(フォルティシモ)」を最新の音で聴いてみたかったので、買ってしまいました。すいません。m(_ _)m 音質に関しては期待通りです。「アンビシャス」は若干歌い回しがゆったり目ですが、「ff」は大体オリジナル通りです。
メンバーは、土方隆行(G)、小田原豊(Dr)、岡沢茂(B)、佐藤達哉(Key)、等。シンセは音色がマイルドで、ちょっと違和感ありますが、小田原豊さんの堅実なプレイは聴き物。皆腕利きのスタジオ・プレイヤーなので、不足はないです。ソロなので、大友のvoを盛り立てるべく、バックの音量はやや控え目。
ヴォーカル重視なミックスに加え、意外にも歌い方が素直になっており、歌詞が聴き取りやすいです。バンドの行く末に関しては、熱が冷めるのを待つしかないかな、と思ってます。
バンドスコア ハウンドドッグベストスコア
ff、ROCKSといった有名な曲をはじめ、27曲が収録されています。
しかし、涙のバースデー、だから大好きロックンロールなどが
入っていないのは気になります。
それと、手書きの譜面が多いので見にくかったり、
採譜上のミス(音が違う、タブ譜と五線譜の音が食い違う等)が
散見されたりもします。
とはいっても、DOGのスコアの中では、
現在もっとも入手しやすいものであるので価値はあります。