ドラマCD 半分の月がのぼる空 VOL.1
聴いてからわりと時間がたつのですが、かなり印象に残っています。
ドラマCDと言うのは原作の物語をそのまま描くと劣化してしまうものが割と多いのですが、
個人的にこのドラマCDはきちんとまとまっていて原作を知らない方が置いてけぼりになるようなこともありませんし、特に悪い部分は無いように思えます。
それにBGMが素晴らしく、流すタイミングも良いので、感動してしまう部分もあります。
今回のCDは夏目夫妻にあてられていて、裕一と梨花はオマケでしか出てこないのですが、それでも良いものがあります。
小夜子を平野綾さんが演じているのですが、とっても感情がこもっていて、それでいて可愛らしさや新鮮さが自然と出ていて小説しか読んだことのなかった私でも違和感なく聴くことが出来ました。
ここまで出来の良いドラマCDはあまりないので、少しでも興味のある方は購入してみることをオススメします。
流れ星が消えないうちに (新潮文庫)
恋人の死という重いテーマを、橋本紡さんらしいタッチで見事に描ききっていると思います。
死によって失うものがある一方で、それによって得るものが確かにある。しかし、得たものは必ず失う時が来る。
死という現実の先に、また違う現実が待っていて、それを理解することで見える世界があるんだと感じました。
話自体も、一人一人の感情の動きが見事で、読んでいくにつれどんどん引き込まれていきました。
自分にも起こるかもしれない、その思いがこれほど心惹かれる理由なのかもしれないと、強く感じた。
ドラマCD 半分の月がのぼる空 VOL.3
半月のファンになって、もうかなり経ちますが、この作品はおそらく自分にとって一生モノです。
半月は、命を失うコトの寂しさ、切なさ、ただの日常がこんなにも大切だというコト、その他にも色々、伝えきれない優しさがあるお話です。
小説やマンガ、アニメやドラマ、CDなど、ファンを裏切らない作品にもなっています。
今回でドラマCDも3作品目になりましたが、やはり笑いあり、涙ありでした。
里香の怒る顔、裕一が苦悩して夏目に歯向かう様が、頭に浮かんできます。
最後の方の、小夜子の『銀河鉄道の夜』の朗読も、グッときました。
本当に優しくて、でも現実的なストーリーの半月の魅力には、参ります。
そして山本先生のイラストは、まさに半月を飾っていると思います。
まだ半月を知らない方がいるなら、ぜひオススメしたいです。この半月は、最高です!
CDも、また続編が出ると聞いて、ガッツポーズもしました♪
なので、首を長くして続編を待ちたいと思います!
残酷な道のりでも、必ず光があると信じて、里香と裕一には、頑張ってほしい!
半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
半分の月がのぼる空は、悲しい話なんだけど、重苦しい空気を感じさせない。
一人の少年がただ一人のいつ死ぬかわからない少女のために悩みながら何かをしようとする‥‥そんなやさしい小説です。
「半分の月がのぼる空」プレミアムBOX【完全初回限定生産】 [DVD]
一部の原作ファンにはストーリーや設定の変更で評価が割れたようですが、その脚本は一青春映画としては十分な出来でした 原作「半分の月がのぼる空」ファンの僕でも楽しめました
若手二人の演技の良さもさることながら、夏目医師の配役として疑問があった大泉氏が非常に素晴らしい演技をしてくれた
是非、ご覧になってください