血だるま剣法・おのれらに告ぐ
差別問題をテーマに扱った結果回収に追い込まれ、42年ぶりに復刊を遂げた時代劇画家平田弘史の最高傑作のひとつ。1968年に「おのれらに告ぐ」のタイトルでリメイクされているが、オリジナルはこちら。自分が生きているうちに読むことができるとは思っていなかったので今回の復刊は心底嬉しい。呉智英の解説も当時の時代背景を詳細に語っており理解の助となろう。
本編を改めて読んでみると、リメイクされた「血だるま剣法」よりも描写が生々しく、筆致が力強く、テーマも重い。幻之助の剣に対する異常な執念から絶望、そして異様な変貌に至るまで、差別問題に正面から向き合った(またそれが故誤解を招く表現もある)平田先生の真摯な視点に胸打たれる。劇画史に残る傑作である。残酷表現にのみとらわれず全編渾身にて読むべし。読まずして死すべからず。
RIVEN THE SEQUEL TO MYST
壮大な世界観と美しいビジュアル、そして謎解きの面白さが合わさった良作アドベンチャーゲーム。
前作「MYST」の世界観を引き継いだ操作感ですが、MYSTと比べて謎解きが難しすぎる気がします。
謎解きに自信のある方はぜひ。
Best Selection ミストV:END OF AGES
ミストファンです。ミスト4もそうでしたが攻略を見ないことにはうまく進めません。
それに途中セーブをクリックするとマウスポイントが消えてしまいどうにもならず電源オフにしています。で、いつもただ終了をおすことでそこまで保存というかたちになりました。
攻略法にはここでセーブとありますが、できなかった。
画像は美しく、グルグルまわったりしないので目も疲れません。ミストの最初の感激は薄れてしまいますが、終わり方が3種類あってそれぞれ楽しめるのでは?
ミスト 4:リヴェレーション 日本語版
オープニングのアトラスのナレーションに、
Win95時代からMYSTをプレイしている方々はこう感じたのではないでしょうか?
あれからこんなにも月日が流れたのか…と。
そんなことを考えているとゲーム序盤で涙腺が緩くなってしまいました。
映画のような映像の美しさとドラマティックな音楽、謎、複雑な人間模様。
心は現実の世界から逸脱して、MYSTの世界に囚われ、何度も自問する。
…これは本当にゲームなのか?と。
まだ この不思議な感覚を体験していない方、ぜひMYSTシリーズを最初からプレイしてください。
ゲームを終えても、その余韻で魂が帰って来られなくなる可能性大ですが…
パソコンのスペックによっては スムーズに移動が出来なかったり、
最高の画質、映像効果が得られないことがあります。
オンボードのビデオチップのパソコンでプレイした時は、マウスの動きのあとから数秒遅れて映像が動くので、
船酔いのような状態になり大変苦労しました。
最高の状態でプレイしたい方は、動作環境に余裕を持ってください。
(出来るならオンボードでなく、独立したビデオカード、サウンドカードの方が良いです)