セガ・ゲーム・ミュージック VOL.3
エリシン!すなわちエイリアンシンドローム!にショックを受けた当時の私。だって“Killer Instinct”がまるで TANGERINE DREAM の早い曲みたいだったんだもん。
ABは当時賛否両論(ちなみに私の周りでは否しかなかった)だったメロディ入りバージョン。私もやっぱりメロディ無しの方が好きです。
SHOは「OutRun」同様4曲からBGMが選択可能で、どれも佳曲ぞろい。私は“Winning Run”でプレイしてました。
SDIはマニアの間では未だ語り継がれている名作ですが、ボタン付きレバー+トラックボールという特異な操作系ゆえ一般的人気は獲得できなかった作品。ゲーム同様楽曲も名曲とされています。
…残り一作には、敢えて触れない私。
GAME SOUND LEGEND SERIES「BACK IN THE S.S.T.BAND!!~THE VERY BEST」
知る人ぞ知るゲーム・ミュージック・バンドの金字塔S.S.T.Bandのベスト版.
93年の解散から10年強, ファンの待望であったと言えるでしょう.
しかしながら, このアルバムの発売は, 昨今のリバイバル・ブームとしてだけではなく, ゲーム・ミュージックという1つの音楽ジャンルをうち立てた彼ら独自の音楽性を再評価するよいきっかけとして捉えてもらいたいです.
その意味では, ファンはもちろんのこと, これまで触れたことのなかった人も必聴です.
ライナーにはメンバーの座談会の模様が収録.
このアルバムの反響次第では, 再結成もあるとのことです.
期待しましょう.
セガ・ゲーム・ミュージック VOL.1
一連の「体感ゲーム」シリーズで、いち早くゲーム音楽にPCM音源を取り入れ、電子音的音楽からより一般的なフュージョン系音楽にゲームミュージックを昇華させていったセガ。その中でもこのアルバムに収録されている「アウトラン」の曲たちは、多くの人の心の琴線に触れました。実際のフェラーリ乗りの方がこれをBGMに走っていたという逸話が本当にあったくらいです。
アウトランはこのアルバムが一度廃盤になった後一度シングルカットされて発売されたのですが、いわゆる基板直取りのトラックダウンだったので音響がいまいちでした。やっぱりアウトランは、このアルバムに入っているテイクが最も絶妙な音響で、聴き応えがあります。のちに幾度となくアレンジが発表されてますが、オリジナルのこのアルバムのテイクが一番ですね。
アウトラン2 スペシャルツアーズ 初回限定版(音楽CD「コンピレーションアルバム」同梱)
レースゲームでなくドライブゲーム。
1秒を削るストイックさはないが、クリアしようと思うと丁寧に走らなければならない。難易度は高いが慣れれば何とかなる程度だ。
アウトラン2とアウトラン2SP、2つのバージョンが収録されていてお得。
お気に入りのコースを探す楽しみもある。
滝のコースや、マチュピチュみたいなコースは最高だ。
美しいグラフィックと音楽に、初代アウトランを思い出す。