Adventures of Ghosthorse & Stillborn
初期の、あの猥雑でノイジーな録音環境(自宅のバスルーム)から一変。
音は大分クリアになり、サイケチックフォークだった世界観が、今作は打ち込みに徹してる感があります。
アイスランドのスタジオで、ビョーク作品でおなじみのプロデューサーを向かい入れ、ビデオクリップにはミシェル・ゴンドリーを起用…
ずいぶんとメジャー感が増した彼女たち。ライブでは、自分の顔にマジックペンでヒゲを書いたり、目の回りを黒く塗りつぶすといった行為も封印し、ちょっと綺麗目を狙いすぎたかな?的オシャレステージパフォーマンスや衣装、インスタレーションはやはり他の女性アーティストたちと似通ってしまう感が。
一歩踏み外したサイケになりきれないポップ感が魅力だったような気がしますが、せっかくのロリボイスも今作では台無しになった気がします。
あと、歌詞もつまらなくなった。ファーストと比べると、駄作な感じがします。
La Maison De Mon Reve
ホームレコーディングでできることの楽しさが一杯つまったアルバムです。あなたにもできます。誰かのようになろうとしなければ。それはココロジーのようにはなりませんが、あなたにしかできないものになります。そして、それはこのアルバムと同じくらいに価値あるものになります。売れるとか売れないとか、どうでもいいじゃないですか。音楽教育者は聴くべし。あなたの生徒にこんなふうに遊ばせることができれば、それはこのアルバムよりもっとすごいものになりますよ。そう言ったとしても、決してこのアルバムの価値を貶めることにはならないと思います。