Harrison's Principles of Internal Medicine, 18th Edition (2-volume set)
Harrisonの素晴らしさは今さら書くまでもありません。
英語は比較的簡明で、非常に良くまとまっています。
ただ、でかいし重い。持ち歩けません。
18th editionにはiPad版があり、私はそちらを購入しました。
highlightやannotationも付けられるし、検索が圧倒的に便利。iPad 3rdの精彩液晶で読めます。
またiOS5の長押し辞書機能が使えるので、読むスピードがかなり上がります。
$199.99なので値段的には少し安い程度ですが、iPad持ちであればおすすめです。サイズは1.2GB程度です。
中山美穂 パーフェクト・ベスト
ジャケットの写真は頂けないが、曲は懐かしく、今も健在。もう歌ってくれないのだろうか。決して上手いとはいえないが「はかなげな」声とそこに存在する「危うさ」に今も触れてみたい。パリでの経験を生かして、今歌ってほしい。
Love Letter 【劇場版】 [VHS]
皆さんは撮影場所へ行ってみたいと思った映画は何本
ありますか?私はこの映画だけでした。
残念ながらもう火事で焼失してしまいありませんが、
まだあった頃、小樽の樹の家へ行きました。
ラストで樹が図書カードの裏面を見たあの場所に半日いました。
自分が何歳になってもあの空間にいたいと思えてしまう映画です。
秋になり寒くなってくると必ず見たくなる映画です。
雪を見ると必ず思い出す映画です。
酒井美紀が結婚・出産と聞いても、時の流れを感じさせない映画です。
妻に呆れられても何度でも見てしまう映画です。
心の洗濯をしたい全ての人に見てもらいたい映画です。
人生にちょっと疲れた全ての人に見てもらいたい映画です。
サヨナライツカ (幻冬舎文庫)
主人公の豊が、なぜ婚約者がいながら、沓子との愛に溺れるのか・・・。
そして、なぜ沓子こそ最愛の人なのかもしれないと気付きながら、自分のそうした気持に封印して、婚約者と人生を歩むことを選んだのか・・・。
人生に「もしも」はつきものですが、結局「最愛の人」をあきらめ、安定した穏やかな人生を選択し、社会的にも相応に認められる立場(エアライン会社の副社長)まで辿りつきながら、壮年を迎えてなぜか心のどこかに空虚を感じる。
この小説の主題は人生におけるもっとも大事なものは何か、恋愛と結婚は別なのか、・・・といったことなのかもしれません。そしてこの問いへの答えは人それぞれですし、おそらく若い世代の人はそうしたことに疑問を感じること自体に嫌悪感を抱くかもしれません(やはり、一定年齢以上にならないと共感はしないかもしれませんね)。
今回、韓国人の監督が本作を映画化しましたが、主人公の複雑な心中を理解できなかったのか、あるいは映像化できないと悟ったのか、豊が沓子との愛を選びかけた時、フィアンセが沓子に豊の前から消えるように告げるという、きわめてわかりやすい、ありきたりのストーリーになってます(原作中の婚約者は一途に豊を信じているし、沓子の存在を知らない)。
しかし、辻仁成の文章はあまり上手ではありませんね。ミュージシャンが片手間に書いた感じです(さだまさし同様)。教養がないからか、言葉の使い方に??の個所もいくつかあったし、おそらくもう彼の作品を手に取ることはないと思います。
本当は同じ主題をもう少し力のある作家に書いて欲しかったですね。
ロマンティック・クリスマス
充実選曲、全32曲2枚組のボリューム、お買い得価格(安っ!)……と、間違いなく今年のNo.1クリスマスコンピだが、じつは新発見が多し! 忌野清志郎と篠原涼子 「 パーティーをぬけだそう !」、浜田麻里「LAST CHRISTMAS SONG」、矢井田瞳 & 恋バスBAND with 小田和正 「恋バス」、GWINKO 大沢誉志幸 「 Merry Christmas Go Round」なんて、このコンピで初めて知りましたから。それもいい曲。例年のクリスマスCDではお見かけしない隠れソングを、どうやって見つけてきたのか経緯は知らないけど、丹念に探したんだろうなぁ。たぶん出会うことはなかっであろう埋もれた名曲を教えてくれたこのコンピに、ちょっと感謝。来年も期待です!メリークリスマス!!