やさしい人物画
著作権切れだとかでルーミスさんの著作はpdfでダウンロードできるようになっています。
全編英語ですが、そちらを見てから日本語訳が欲しければ買うと良いでしょう。
正直な話し、日本語訳はかなりお粗末なので英語版で読んだほうがわかりやすいかも。
内容については、パース、筋肉、骨格、影の付け方など、基本的な事項がつまった良い本です。
『パース!』と『優しい美術解剖図』と『ヒトカク』をぎゅっと絞って詰め込んだみたいな本です。
逆に言えば、それらを一通り通過した人にはあまり目新しい内容はないでしょう。
声ものがたり クラシックシリーズ9 船乗りシンドバッドの冒険/ブレーメンの音楽隊
知っているお話でしたが、本で読むよりずっとドラマティックなのが新鮮でした。これが朗読の醍醐味なのでしょうか。朗読もいろいろ聞いていますが、やはり俳優さんの資質に負う所が大きいですね。その点では、これはおすすめです。
ドラマCD「ペルソナ3ポータブル」Vol.1
ペルソナ3ポータブル・女主人公での初めてのCDドラマです。
キャストトークで声優の方も皆さん仰ってますが、主人公の性別が変わるだけで
こんなにも「世界の色」が変わるとは!という感じです。
特別課外活動部の女性比率が変わったことにより(女性主人公の性格も相まって)
女の子同士のキャイキャイしてる感じが強くなって、
可愛らしくもありかしましくもあり(笑)。
内容としては以前に出たキャラクタードラマCDのシリーズと同じく
何気ない日常のひとコマといった描写で、特に何か大きな事件が起きたりするわけでは
ありませんが、キャラクター達のやりとりを聞いているだけで
ゲームの世界を思い出し、楽しいです。
難を言えば、色々なキャラクターが出てくるのは良いのですが
出そうとしすぎるあまり印象が薄くなってしまった感があること。
シリーズものなので、次回以降に期待、といったところでしょうか。
また、CDのジャケットにテオドアがいますが、彼が出てくるのは
キャストトーク含めた全8トラック中1トラックのみなので好きなかたはご注意を。
私的には、ゲーム中では見れないエリザベスとテオドアの姉弟らしいやりとりが聞けて面白かったです。