木更津キャッツアイ 5巻BOX [DVD]
オンエアーで途中から観たんだけど、オンリーワンの雰囲気に
やられました。多くドラマが好きでみてきたけど
完璧な作品。あらゆる意味で。一生観れるよ。
観るってよりも、キャッツの雰囲気を常に心にチャージする。
そんなこんなでもう20回みたけど、ぜんぜん飽きない。
人はなぜ生まれいかに生きるのか―新装版・自分のための「霊学」のすすめ
今、自分が生きていることの意味や居場所を考えたときに
心に染み入る優しい言葉で綴られていたこの本にであえて
本当に良かったと思います。孤独感に見舞われた時にも
必ず自分だけを愛してくれる存在があるのだということを
忘れずにそして、どんなことにも意味があるんだということを
しっかりと肝に銘じ、少しでもより良い人生を生きたいと思います。
私の遺言 (新潮文庫)
佐藤愛子さんに本当に起きた、壮絶な目に見えないものとの戦いと、その過程で次々と出会うキーパーソンとの交流をつづり、病める日本に警鐘を鳴らす重要な書物。手元に届いたその日に全部読まずにいられませんでした。新興宗教に見られる、いたずらに人々に不安を煽る終末思想などではなく、オカルトかぶれの偏った内容でもありません。もっとレベルが高く、真面目で深刻な内容です。ある程度精神レベルの高い、数少ない人々に、是非真剣に読んでいただき、さらに高いレベルへと持っていっていただいて、せめて自分と自分の周りだけは、病めるものから守っていただきたいと思います。
あの世の話 (文春文庫)
江原さんは、死語の世界を誇張せず、淡々と語っていきます。
私はどちらかというと、死後の世界を完全に信じている方ではありませんが、漠然と抱いていた疑問、例えば「エンマ様は死人が多すぎて忙しすぎないか?」などといったことが、解決されました。
江原さんによると、死後の世界は漠然としていて、どちらかというと概念的なものなようです(私の解釈だとですが)。
死後の世界について、考えさせられる一冊です。
これでおしまい―我が老後
佐藤愛子節、快調です。
近年では一番のできのいいエッセイと思いました。
正直に行って、
「これでおしまい」とは思えません。
本作は傑作エッセイがいくつか収めらています。
タイガーウッズを枕に始まる性に関する今昔批評。
ご近所、友人知人のぼけの品定めの話。
北杜夫の老いさらばえた近況(当時)。
どれも佐藤愛子先生にしか書けません。
佐藤愛子ならではの、
社会風刺、ユーモア、毒舌が冴え渡っています。
この方の作家としての「現役感」には敬服します。
これからも作品を発表し続けていただきたいと願います。