G戦場ヘヴンズドア 1 (IKKI COMICS)
主人公の葛藤にすごく共感が持て、
またその姿が巧く表現されていて読んでいて自然と涙が流れていました。特に最後に向けての展開は涙なしには読めません。
ぜひ読んでみてください。きっと損はしないと思いますよ
メルヘヴンノッキンオンヘヴンズドア公式ガイドブック (ワンダーライフスペシャル)
私はこのゲームを持っていないのですが、この攻略本は買ってみました。
キャラクター紹介もいいですし、ARMも一つ一つ丁寧に紹介してくれているので分かりやすいです。あと、ドット絵ですがキャラの動きが分かるので絵が描きやすかったです。
ヘブンズ・ドア スタンダード・エディション [DVD]
オリジナルは、ドイツ映画の「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。こいつは紛れもなく傑作です。
アニメ映画「鉄コン筋クリート」の出来が良かったので、その監督がどんな風に実写を撮るのかとても興味がありました。
電柱とかビルとか無機質なものを捉えるのが非常に上手いですね。マイケル・アリアス監督も、彼の作品の持つ空気感というものが出ていたと思います。
また、脚本の大森美香は、原作コミックの「デトロイトメタルシティ」を上手にまとめてた脚本家なので、それも期待。 結果は、オリジナルの方が私は好きだけど本作も十分満足のいくもので良かったです。
オリジナルは、オッサン二人の組み合わせで、本作では28歳の男と14歳の少女。こんな組み合わせは普通ありえないのですが、長瀬智也と福田麻由子という組み合わせは、予想以上に良かったですね。生へのあきらめ、死というものに対しての恐れをそこはかとなく感じさせつつ、二人とも自分の死に向き合っているからお互いにシンパシーを感じるあたりが妙にリアル。そして、二人の擬似恋愛ぽい部分も。
春海はともかく、青山は、突然、自分の死というものに直面します。たぶん彼は海への旅を始めたときは、死をリアリティのあるものとは思っていない。けれども、人生のゴールとも思える海に近づいていく中で、段々とそれはリアリティを増す。この設定がいいし、演じる長瀬智也からちゃんと伝わってきた。
脇役で物語のスパイスとなる刑事を三浦友和が演じていますが、なかなか味があってよかったですね。長瀬智也、三浦友和ともに二枚目でなく、二枚目半〜三枚目なのが嫌味がなくていい。親しみも持てる。福田麻由子は、もともと上手い娘だと思っていましたが、少女のあやうさと母性を上手く表現していました。特に、薬局でのシーンは素晴らしかったです。
音楽を「鉄コン筋クリート」に引き続き、Plaidが担当。なんとも言えぬ空気感が、マイケル・アリアス監督の作風にとてもあっているような気がします。
エンディングの長回しは良かったですね。この物語の結末はこれ以外はないでしょう。
最後に、マイナスポイントとまではなりませんが、おまけ的にツッコミドコロを羅列しておきます。晴海が元気すぎる。警察がマヌケすぎ。あんな田舎にホストクラブなんてあるのか、それに二宮なんているし。(笑)
ヘブンズ・ドア
若者の純粋で熱い思いが書かれていて
難しく、堅く、はないので素直な気持ちで読めばとてもおもしろくて、
共感出来る部分がたくさんあった。
夢に向けて頑張っている人、突っ走っている人には
読んでほしい作品です。
「間違っちゃいけない、幸せの順番を・・」という言葉が
胸にきました!