マッハGO GO GO 全曲集
アニメ「マッハGoGoGo」の歴代主題歌・挿入歌を、デジタルリマスタリングで完全収録。
CDジャケット表裏2面に、当時の朝日ソノラマ・そのシート写真を掲載。いい雰囲気です。
1967〜8年放送のオリジナルアニメの主題歌、1曲目のステレオレコードバージョンもいいのですが、実はそれよりもモノラルでも「19. マッハ・ゴー・ゴー・ゴー (TVサイズ)」が最高です。
同じボーカルショップの歌ですが、サイズが短いだけではなく、レコードバージョンとは歌い方、歌い回し、声の音程も違います。
子供のころから何回も聞いたので、イントロのクラクションのタイミング、間奏の象の鳴き声もオートジャッキのジャンプ音などすべての音が耳に染み付いているので、レコードバージョンは少し違和感があり、テレビ版の方がしっくりくるのです。
3曲目「マッハ・ゴー・ゴー・ゴー (コロムビア・カヴァー・ヴァージョン)」は、スリーファンキーズ、高橋元太郎のカバーバージョン。
歌手というよりも、後のテレビ「水戸黄門」のうっかり八兵衛で有名ですね。
高い声が時代の流行を感じます。
そして、1997年テレビ東京リメイク版主題歌「12. マッハ・ゴー・ゴー・ゴー1997」では、あの速水けんたろうお兄さんが歌ってます。
編曲が、映画・テレビドラマの音楽で大活躍の大島ミチル!! アレンジの違いが聞き所。
19曲中、主題歌だけで5バージョンあり良く聴きましたが、他の曲はほとんど聴いていません。
(ほとんどが新アニメ版の挿入歌)
やはり、主題歌のセンスは偉大でした。
あと、英語版アニメ主題歌があればもっと良かったのですが、未収録なのが残念。
海底人8823〔完全版〕【下】 (マンガショップシリーズ (200))
大映テレビ室黎明期の特撮の大傑作のコミカライズ。
テレビでは製作されることがなかった植物性異星人とのミステリアスな戦いや、アステロイド宇宙人と8823さん率いる海底軍との地球の存亡をかけたダイナミックな死闘は必見ですね。
もちろん、古い作品のため絵や物語における表現の古さはありますが、ただシリアスなだけではないどこかのんびりとした地球の危機は、その危機的状況に反して肩の力を抜いて見られる不思議な魅力を持っています。
考えてみれば8823さんは海底王国の(超人ではないという意味での)一般人なので、どこか身近な感じがするヒーローがのんびり地球を守っているという雰囲気をかもし出すのかもしれませんね。
「強くて、かっこよくて、どこか特別」というヒーローのステレオタイプと違い、「泳ぎは上手いけど格段に強いわけではなく、お世辞にもかっこいいとは言えず、住んでる所だけが特別」な海底人8823は、特にステレオタイプの多い黎明期の特撮ヒーローの中にあっては極めて異色で「特別」なヒーローであるように思われます。
科学忍者隊ガッチャマン2 DVD-BOX2 <完全限定フィギュア同梱版>
本シリーズのキーポイントはやっぱりパンドラ博士ですね。この27話以降は彼女が話の筋となってエピソードが展開すると言ってもいいでしょう。圧巻は彼女とゲルサドラとの意外な関係ですな・・。忍者隊との信頼関係が強固になっていく過程も見所です。余談ですがパンドラ役の上田みゆきさんとジョーの兄貴こと佐々木功氏はこの共演がきっかけでご夫婦となられたそうな(*^_^*)