初めまして。をもう一度おすすめ度
★★★☆☆
蒼樹うめ原作/芳文社・月刊4コマ漫画雑誌「まんがタイムきららCarat」連載
TVアニメ第2期「ひだまりスケッチx365(さんろくご)」第1,2を収録したDVD1巻です。
4人のにぎやかで楽しい日常描写は健在ながら、独特にして奇抜な描写で
御馴染み新房昭之監督の技法を味わう醍醐味も持ち合わせた稀有な作品です。
細かい所まで要チェック。隠し要素盛りだくさんですよ
(総合5/10点)
第1話「はじめまして!うめてんてー」★★★☆☆5/10点
前作から時間は逆行し、出会いの始まりへ。
奇抜にして独特すぎる新房監督演出がさらにとんがっています。
背景、風景、その他人物の色、描き込みを徹底的に薄く廃し、
メインキャラの動きの滑らかさ、造形描写を最優先させたクールなデザインで
視覚的にも楽しませてくれます。お話は平凡ながら演出技法を
楽しむだけでも買う価値あり。さすがです。
第2話「サクラサクラ」★★★☆☆5/10点
それから1年。今度はお姉さんの立場で妹の合格発表にハラハラ。
一人暮らしといえど、皆で集まるひととき、遠くにいても近い
携帯電話越しの距離感など、誰かと繋がる温かさが染みます。
連続アイキャッチ、大相撲に引っ掛けた言葉のやりとりなど
細かい芸も光っていて動きは少なくとも退屈しませんでした。
食べないミカンは冷凍してしまうのもアリですよ
見慣れるとなかなか面白い…おすすめ度
★★★★☆
さて、四コマ漫画から始まったこの「ひだまりスケッチ」も「365」のサブネームが付いて放映される事となった。
最初この作品を見た時はやや物足りない感じに思えたが、見れば見るほど面白いなと思う様になった。例えばサザエさんなどの「ほんわか」系で特に大事件も起こる訳でも無い雰囲気が魅力的なのだ。
「365」とサブネームが付いたからといって、前作の続きでこの作品を初めて見る人には付いて行けないという内容では無いのが嬉しい。ゆのがひだまり荘へ引っ越してくる所、つまりこれから宮子とかひろといったキャラと自己紹介をする所から始まるので、今までのファンは一度設定を自分の頭の中でリセットし直した方が良いかもしれない。そこが両者の満足の両立の難しい所かもしれない。
しかし、アニメーションではあまり見られないスクリーントーンを多用して、オシャレな感じを演出したり、小物を実写で表現したり、それから面白いのは、キャラクターの名前を口に当てはめて、喋っている所を表現したりなど、その演出方法もなかなか凝っているのは注目すべき点だろう。
出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。とにかくこれは絶対買いだ!
ホント満点を付けても良い出来です。