雰囲気が第1作目に戻ったのはいいのだが、爽快感という点ではイマイチかな。元々ドンパチないしね。おすすめ度
★★★☆☆
オーシャンズの仲間が罠にハメられて財産を奪われた挙句の果てにショックで入院を。
メンバーはカジノオーナーの男に復讐すべく作戦を開始する。
今回は女性2人は「男の仇討」ということで最初からメンバーから外されています。
地面に穴を掘っての人工地震を起こす大作戦。新カジノのオープン記念日に客に大儲けさせることでカジノ側に多額の損失を出させてオーナーの失脚を狙う。
第一作目・そして二作目の宿敵だったカジノ王「ベネディクト」とも資金不足からやむなく共闘する破目に。
作風が第一作目のような巨悪を倒す・・・・的な雰囲気に戻ったのは好印象。
・・・・ってことは、第二作目は失敗だったということですよね。やはり。
最後の最後でオーシャンズを出し抜こうとしたベネディクトは・・・恵まれない子供たちへの「強制寄付」をさせられる破目になるも・・・・対外的には「男を上げた」ような形になったので、実際は「損」は無かったと思われます。
本人としては「痛し痒し」というところでしょうが。
ゆるいおすすめ度
★★★★★
ユルさが売りのオーシャンズシリーズですが、
これが一番ユルいです。
だけど思うに、
当初監督が想定していたユルさ加減というのは
これが一番近いんじゃないかなと思います。
ただ11からそうしたら
続編が作れなくなるので
11はああいうしっかりしなきゃいけないとこは
しっかりした映画になったのではないでしょうか。
個人的にはアンディガルシアとアルパチーノの絡みが観れただけでよかったです。
スマートでクールおすすめ度
★★★★☆
スマートでクール
しぶい面々が、
どはでなシチュエーションと繊細な仕掛けで
見ている人の心をくすぐる
ピカレスクロマン。
ちょっとした休日のひととき。
デートの時などに最適です。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
これが発売されるのを心待ちにしていました
。これは買わねばならないでしょう!
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。
概要
オールスターキャストの顔見せが楽しい犯罪ムービーも3作目。今回はラスベガスに舞台を戻していることから分かるように、1作目のテイストが復活している。音楽や映像に1作目へのオマージュがあるうえ、男たちのクールな結束というテーマ自体が回帰しているのだ。巨大なホテル&カジノのオープンにあたり、ダニー・オーシャンの仲間であるルーベンが裏切られ、彼は生死の境をさまよってしまう。怒ったダニーは仲間を招集。最新のセキュリティに守られたホテルのオープニングをメチャクチャにしようとする。前2作では敵だったホテル王のベネディクトも一味に加わって、地下からの攻撃あり、爆笑の変装あり、媚薬まで使っての痛快な犯罪計画が始まる。
相撲のイベントが行われるなど、舞台となるホテル全体が、どこかジャパニーズテイスト。巨大なカジノはセットで作られたが、ラスベガスの街に溶け込んだホテルの外観がCGというのには驚く。今回、敵役として大御所のアル・パチーノが起用されたが、いまひとつ役の悪さが発揮されていないのが残念で、むしろ彼の部下役、エレン・バーキンの怪演の方が笑えるかもしれない。クルーニー、ピット、デイモンの3人は相変わらず、ほとんど素顔に近い演技で、「スターを、スターとしてスクリーンで観る」という映画が少なくなっている近年、このシリーズは貴重である。(斉藤博昭)