ゴージャスなスター陣、最高のサウンドトラック、これに尽きますおすすめ度
★★★★★
スターは存在だけでスクリーンを眺める我々を惹きつけますが、
本作はそんなスターがゴロゴロ出演しています。
それだけにぼんやり見ていて飽きません。
最後まで「こんなもんか」と思いながら眺め続けます。
それに本作の一番の魅力はサウンドトラックでしょう。
お金かかっています。最近の映画の中では特筆ものです。
舞台もスイスの湖等、きれいだし、楽しめること請け合いです。
スリルもサスペンスも半端ではありますが、
娯楽作品としてはハリウッドの水準以上です。
すばらしい!良作!
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
ホント満点を付けても良い出来です。
概要
ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットらオールスターが集まった前作。このパート2は、同じメンバーが再集結したうえ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルらが加わり、さらに豪華キャストになった。前作で奪ったカジノの大金を返せと脅されたオーシャンらは、ヨーロッパへ渡り、泥棒を繰り返す。そんな彼らに、ヨーロッパの大泥棒が「秘宝強奪で勝負しよう」と持ちかけてくる物語だ。
アムステルダム、パリ、ローマ、イタリアのコモ湖畔と、背景がロマンチックになったうえ、オーシャンらを追うユーロポール(ヨーロッパ警察機構)の捜査官と、ブラピ演じるラスティーのロマンスも進行。マット・デイモンのコミカルな存在感は、さらに際立ち、ジュリア・ロバーツの思わぬ活躍(観てのお楽しみ!)など笑える要素も倍増された。問題は肝心の秘宝強奪で、オチが分かっても、しっくりこないのが残念。ただ、そのマイナスを差し引いても、俳優たちの、演技とは思えない掛け合いに引き込まれるのは確かで、これはオールスター映画の醍醐味だろう。ソダーバーグ監督が、さり気なく挿入するこだわりの映像も見逃さないでほしい。(斉藤博昭)