絶望と希望おすすめ度
★★★★☆
絶望的な状況に置かれても、希望を捨てなかった主人公、
というのは映画の中ではよくあるキャラクターだと思いま
すが、それでも感動しました。
逃亡の途中に出会う人々の優しさ、温かさにも、心を洗わ
れる思いでした。戦争により、国は敵対していても、一人
間同士の交流は可能なのですよね。雄大なシベリアの自然、
様々な土地に住む人々の素朴な姿も、楽しみながら見るこ
とができました。
私はありきたりなHAPPY ENDがあまり好きでないのですが、
本作品については、ひたすら、HAPPYなENDであってほしい
と祈る気持ちで見ていました。
実話・シベリア収容所からドイツ自宅までへ果てしない逃亡、追跡、感動の長編映画おすすめ度
★★★★☆
ずーと昔に観た映画であったが、安価なDVDも出たことだから、あ
らためて観た。確かにこの映画の感動は、生きる勇気を与えてくれ
るかもしれない。人間がこんなにも強いとは。
シベリアの収容から脱出、果てることのない逃亡の旅がはじまる。
何度も挫折し、諦めかけながら、家族への想いから立ち上がる。
追跡者は、彼を何度も追いつめる、最後は何とテヘラン(イラン)
まで追って行く、この執念もまたすごい。
そして、彼の逃亡の旅が終わるときが来る。
自分の娘が遠く離れているのに父の存在を感じる、よくあるシナリ
オであるが、このことはきっと脚色ではなく事実の裏付けがあるの
だろう。むしろ逃亡中の出来事の方が脚色が多いのだろう。
※シベリアからイランまでの自然の美しさをもっともっと取り入れ
てほしかった、星ひとつ落とす。
傑作・感動おすすめ度
★★★★★
レビューを書く前に他の人のものを全て読んでみたら、私の感想など全て既に書かれていることを発見した。一言にすれば、戦争の悲惨さ、人の生への執着、追跡する人間の執念が混じった傑作。
これが実話とは。おすすめ度
★★★★★
シベリアからドイツ。地図上で見る最短の【直線距離】でも気が遠くなる。
それを本作の主人公は・・・・・・
ユーラシア大陸の大きさ、厳しさを感じさせる出会いのエピソードがたまらない。
そしてさりげないエンディングの感動。
名声だけは持つ普通の役者は多数、数人になってしまった本物の名優、巨額の金。最高の技術。そんなハリウッドでは絶対に作れない名作。
ヨーロッパには私の知らない名作がまだまだ眠ってる!と思わずにはいられない。
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
大変良く出来ています
。他の方がコメントされているとおり、
ホント満点を付けても良い出来です。