パントマイムコメディの第5集。いわゆる無人島まんがの系列であり、まんがの基本であるのだが、それだけに作者の才能を問われる。その点、この作品は作者の天才を余すところなく見せつける、超絶的な水準であると思う。簡素でストイックな絵、すばらしいギャグセンス。この分野では前人未踏の傑作である。
ついに出たおすすめ度
★★★★★
とり・みきの代表作「遠くへいきたい」。
本書が出ることは正直、期待していなかった。
「TV.Bros」にて掲載されていたのだが、一冊にまとまりきらないところで、
連載は終了してしまった。そして作者はとり・みきである。単行本未収録作品が
大量にある漫画家である。途中で打ち切りの目に多くあったため、完結していない
漫画を多く持つ漫画家である。
この「遠くへいきたい」も、幻として消えてしまう可能性が高かった。
だが、意外にもこうして日の目を浴びる事になった。これはとり・みきファン
にとっては幸運と言えるだろう。
改めて1巻から読み直し、その奥の深さに感嘆し、また、センスの良さに脱帽し、
加えて、質の高さに感心する。
色々な人に読んでもらいたい漫画なので、少しでも興味があるならば、
是非読んでもらいたい。
素晴らしい出来栄え
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!