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7月4日に生まれて

オリバー・ストーン
おすすめ度:★★★★★
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戦争はかっこよくない
おすすめ度 ★★★★★

戦争に行き、自国のため、愛のために勇敢に戦った戦士の物語は映画でも多くあります。しかしオリバー・ストーン監督はそのようなスタイルで戦争を表現しません。いかに戦争が悲劇をもたらすか、いかに無意味な戦いを強いられるかを私たちに訴えかけているように見えます。日本人も太平洋戦争で「天皇のため、お国のため」に命を捧げることが栄誉とされてきました。しかし敗戦後もたらされたものは、国土の荒廃と戦争犯罪人の札を貼られた人々の処罰でした。

実際にベトナム戦争を体験している監督は、戦争においていかにして大義名分が語られ、希望に満ちた戦士がいかにして最終的に裏切られるかを描いています。実際の戦場は多くの戦争映画が表現するように味方対敵の知恵比べのみではなく、様々な混乱によって生じる惨劇のかたまりであることを監督は表現しています。

しかしこの映画は単に国家に仕えた青年の没落物語で終わりはしません。主人公がどん底の中でも希望を見出すところはとても感動的でした。


出来は非常に良いです。
おすすめ度 ★★★★★

今回の発売がすごく嬉しいです 。他の方がコメントされているとおり、
買って良かったと思います。


概要
アメリカの建国記念日に生を受けたロンは、21歳のときに海兵隊員としてベトナムに派遣された。しかし負傷し、下半身不随となって帰国する。彼が傷ついたのは体だけではなかった。信じていた祖国に裏切られたからだ。
自らベトナムで2度負傷し、『プラトーン』でアカデミー賞を受賞したオリバー・ストーン監督。本作は、ロン・コービックの原作を10年越しの悲願実現で映画化したもので、89年のアカデミー監督賞を受賞している。『レイン・マン』で演技派に転向したトム・クルーズがロンを演じ、その後の俳優人生を決定づけた。共演にはウィレム・デフォー、キーラー・セジウィックなどの演技派がそろう。
単なるベトナム回顧にはとどまらず、広い意味で反戦をうたいあげ、人と国を愛することへの尊厳を描いている。(アルジオン北村)

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Erde ~ネズの樹の下で~ 7月4日に生まれて 田中宏