伝説のジャンク・バンド 遂に再発おすすめ度
★★★★★
素晴らしすぎる。3枚のアルバムを残して解散した伝説のバンド、バストロの2NDと3RDがカップリングで再発されました。しかも新たにライブ盤も発売!おいおい、日本の音楽雑誌ももっと騒いで知らぬ人たちに啓蒙して欲しいぞ!ポストロック以後の人たちにはデビッド・グラブスとジョン・マッケンタイヤが在籍していたバンドとして有名なんでしょうか。既に15年が経過するが今も全く色あせない音がここにあります。学生当時に少しでも安価でと、CDとLPが発売された物は安い方のLPを購入していましたが、このバストロの2NDに限って、内容が素晴らしすぎて、LPを買った翌日にCDを買う羽目になったことを覚えています。3RDはもっとすごい!ジャンクに「泣き」が加わるのだ。
さて、サウンドですが、ジャンクとはいっても破壊的なノイズなどで滅茶苦茶しているわけではありません。(そういうバンドもありましたが。)
このバストロの場合、金属ノコギリギター・ハードコアといった趣に前つんのめったバタバタドラムが加わるという、ありそうでなかった、そして実際フォロワーが出てこなかった独自のサウンドで、無理やり例えるとしたら「落ち着きのない他動のジーザスリザート」ってとこかな。よく分んないけど。しかし、確かにこんなサウンドでバンド活動していたら、何故、次はトータスみたいになるのかはよく分る。行き着いちゃったんだな。
ジャンクなのに聴いてて涙が出そうな3RDの4曲目を聴いてくれ!☆5つじゃほんと物足りないんですよ。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆位つけたい。こうなったら確か未CD化の1STも再発してくれないかな。
細部まで妥協なし
おすすめ度 ★★★★★
はっきりいって、すさまじい出来です
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!