ちょうどレンタルで何気なく借りた一本だったんですがかなりよかった!!ストーリー展開はベタなとこもありますが絶対に惹きつけられるものがあると思います!買って損するような映画では絶対ないと思いましたo(*^ー^*)o 自分も絶対購入するつもりです。
またまたスポーツ青春映画の会心作!!今回は小学生。おすすめ度
★★★★★
髪型、衣装の雰囲気がシムソンズとおんなじ加藤ローサが出てきて、続編か???
みたいな作品でしたね。
ところが今回の主役は、アイスホッケーに夢中になる小学生たちでした!!
みんな本当にいい演技だったと思います。
陣内監督は、笑いと涙のツボをよく研究しているな〜と感じました。
お約束のベタベタな展開ですが、ベタな笑いと涙の中にこそ感動があるもんですよね。
ボクはというと、前半の森山未來が、
弱小チームに秘策を指示して得点をあげるシーン辺りですでに感動の涙が溢れていました。
その後のチームがひとつにまとまっていく展開を想像するだけでツボにはまってしまいました。
ライバルチーム、サンダーバーズの描き方も悪役に撤していて、実によかったです。
スマイラーズに嫌がらせをするたびに、未來!!必ずやっつけてくれ!!!
っと、感情移入している自分がいましたね。
最後までブラックなサンダーバーズであったからこそ、ラスト最高の感動が得られたと思います。
「自分たちのことだけ考えているチームより、誰かのためにがんばれるお前たちは最高だ!!」
心に響く言葉でした。
ここにまた、スポーツ青春映画の傑作が誕生しました!!
ぜひ、ご家族みんなでお楽しみください。
個人的には、唯一女子メンバーでがんばった男勝りの女の子と、病院の警備員寺島さん、
見飽きたローサや未來より、最初と最後にインパクトのあった原田夏希の可愛さがよかったで〜す!!
中途半端おすすめ度
★★★☆☆
全てにおいてベタ作品。中心のアイスホッケーに関する専門的な内容はほとんどなく少年たちのドラマで構成されているものの、それぞれのキャラクターの持ち味が中途半端でいまいち盛り上がりにかける。佐藤浩一、坂口憲二等豪華な脇役陣も印象が薄く監督の技量がマイナスによく反映されていた。
これぞ映画!陣内監督会心の傑作!!おすすめ度
★★★★★
観る前はプロット的に「飛べないアヒル」かなって思った。滑り出しもそんな感じで「いま流行りのスポ根ものだな」と解釈したものが一転、すぐに夢中になり最後には泣いている自分がいた。特に冒頭の森山未来のダンス、これがどういう意味を持つのかがわかってくる中盤以降はもう釘付けである。スポ根にラブストーリーと涙、ここまでの作品は過去いくつか観たことがあったが、本作はこれにタップダンスが加わる。ダンスが加わるとこんなにも飛躍感が出るものなのか、と本当にビックリである。これは何だろう?と考えてみると、ジーン・ケリーではないか!劇中、急に踊り出すミュージカルに嫌悪感を持つ人もいるようだが、G・ケリーは別格だ。とにかくフィジカルで魅せるダンスだからだろう。この名優と森山を重ねるようなムリはしないが、それでも森山はそこを目指せるくらいのレベルで頑張っていた。またゲストも豪華。垢抜けない玉木宏や正直どこに出ていたかわからない塚本高史(笑)、相変わらず佇まいの抜群な佐藤浩市、優しい警備員の寺島進など出番は一瞬でもさすがに舞台をさらう。またヒロインの岡本杏里の魅力も捨てがたい。これから化けるかもしれないなあ。それと北海道の情景。加藤ローサが出ているとどうしても「シムソンズ」を連想してしまうが、今度はだいぶ都市に出てきて(笑)札幌中心でのロケである。陣内監督は恐らく映画が大好きなのだろう。映画好きが観て、映画的カタルシスを味わえる作品は「本物」である。岡本杏里演じるレナが戦う病気「白血病」に、過去長澤まさみを奪われた森山が、今回は打ち勝つことができるのか?そんなことも考えてしまったが(笑)、とにかく面白いのでみんなにおススメします!
納得の出来
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。これを知らずして新しい時代のエンターテイメントは語れません。
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
陣内孝則の2度目の監督作。前作『ロッカーズ ROCKERS』の時は、自分の青春時代をベースにした自伝的作品であったが、今回は自分の息子が子供の頃からアイスホッケーはやっていたものの、本当の意味で物語をキッチリ練り(なにしろ脚本も手掛けているのだ)キッチリ演出をした、いわば初キッチリ監督作と呼べるもの。監督としての真価が問われる作品である。ではどうだったのか。結論は決して出来が良いわけではない。が、すごく陣内監督らしさがにじみ出た好感の持てる作品だった。『ロッカーズ』の時も感じたが、映画全面に陣内さんのニンマリとした独特の笑顔が透けて見えるような作品なのだ。面白いくらいに子供たちの演技も陣内さんに似てれば(演出しているから当たり前なのだが)、監督には演出的にはほとんど放っておかれたという主人公・森山未來の演技までどことなく俳優・陣内に似ている(ちなみに本人からは全くそれは意識していなかったと聞いた)。普通はいろんな人の意見や思惑が入り交じってしまうものだが“純正陣内”って感じでそれが心地よい。前半がまるでコントのような展開があったり、突然ドキュメント調っぽくなったり、バランス感は決して良くはないのだが、嬉しいくらいに監督の想いが伝わってくるからそんな技巧なんぞはどうでも良くなってしまうのだ。変に上手に撮ろうとして監督の想いが見えてこない作品なんかより、ずっと素晴らしい映画である。(横森文)