よく言えば怒涛の展開。悪く言えば打ち○りおすすめ度
★★★★☆
なにはともあれ、とりあえず完結。
-全体通してみて感想-
正直完成度はあんまり高くありません。
少年漫画としては我聞君が優等生すぎですね。
悩みを外に出さず、自分より他の人間を大事にして、色恋沙汰にはまるで絡まず、学生と仕事を兼任、家では親父の代わりを務める。
学生らしい煩悩はどこに置いてきたのか。
あまりの優等生っぷりともろもろの伏線から、我聞君は実は人造仙術人間兵器だったんだーとかいう展開を妄想していましたが、そんなことはありませんでした。
主人公の意思、成長といった要素があまり感じられなかったのが、ちと残念。
最終決戦の展開はどうなんだ?
親父がテキストを起動したのは何だったの?
母上の死の真相は?
銃器使ったら仙術使いはイチコロじゃないの?
そもそもテキストって何?
といったようにイロイロ思うところはあります。
仲間が死んでいくような展開は描けないでしょうから、バトルは向いていないと感じましたが、最終話1話前を見て納得。
コレを描きたいのであればバトル路線は必然だったんでしょう。
次回作は無理しないで学園スポーツモノあたりを描いて欲しいと思います。
いろいろ厳しいコト描いていますが、作中キャラへの愛情は十分伝わってきます。好きな作品です。(ツンデレ)
おまけ4コマ10本+1(カラー)
3年後を描いた外伝6ページ付き
藤木先生 お疲れ様でした。
はっきりいって、すさまじい出来です。
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。これは買わねばならないでしょう!
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。