こんな柔らかい響きの「大地の歌」があるとは・・・おすすめ度
★★★★★
大地の歌というと、バーンスタインやワルター、クレンペラーの昔の名盤がたくさんあるのですが、最近ではテンシュテット、レヴァイン、ブーレーズなどが出ているものの、録音こそ優れてが感銘を受ける録音はありませんでした。
ジュゼッペ・シノーポリは昔から知ってましたし、フィルハーモニア管弦楽団とのレントゲンでスコアを読み取るような冷徹な演奏のCDも1・5・7番を持っていました。
東洋的な「大地の歌」にあのシノーポリではどうせオケがドレスデン国立管に変わったところで似たような解釈だろうとたかをくくってたのですが、こんな柔らかく優しい響きの演奏だったとは・・・二人の歌手も秀逸、オケもドレスデンのしなやかな響きと相まって気宇の名盤となっています。他の交響曲も聴いてみたかったですが、シノーポリの急死によりそれも叶わず、残念としか言えません。この演奏・録音とも最高のものがたった1000円ですよ。
DGの太っ腹に感動です。
深遠なる響きおすすめ度
★★★★★
こんな大名盤が1000円ですか。うれしいような悲しいような。
第1楽章から第5楽章までは普通です。いや、普通といってもこれに続く第6楽章と比べて、ということなんですけど。
で、その第6楽章の開始から1分30秒あたりの深遠な響きにいまだに魅了されています。
これほど深く、重く、厳粛なピアニッシモ?は聴いたことが無いです。
大地の歌にはいろいろな名盤がありますけど、音質の点でも音楽的な面でも個人的には第1位の大名盤です。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
まさに夢のコラボです
。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!