本当のエクソシストおすすめ度
★★★★★
著者はアメリカ人のジャーナリストです。なので、この本は様々な見地からエクソシストとは如何なるものなのかをレポートしたもの、という感じになっています。なので、オカルト本でもなければ、スピリチュアルな本でもありません。
エクソシストとは、本来バチカンから正式に任命されて活動している神父たちをwしますが、その中にも様々なタイプがあり、活動や考え方には大きな違いがあります。
そして、実際悪魔に憑依された経験をもつ人(現時点で憑依されている人物も含)たちへのインタビューもまじえ、冷静な視点からエクソシスト、エクソシズムとはどういうものかを書いた本となっているように思いました。
基本的に宗教を持たない日本人にもわかりやすい内容で、バチカンのエクソシストに対する状況や現状なども書かれており、実際行われている悪魔祓いがどういうものかも詳しい記述があります。
悪魔祓いとはどういうものか、エクソシストとは何かを知るには、ひじょうに良い本と思いました。
テーマはよろしいのだがおすすめ度
★★★☆☆
この本、タイトル及び目次を見る限りでは非常に興味を引くのではあるが、実際の内容は「物足りない」のが印象に残る。 現在におけるエクソシズムの在り方に係る諸問題 -精神的疾患への妄信的アプローチが及ぼす被験者の危険性。あるいは、逆に実在する人格(神格?)としての『悪』への精神療法・刑事罰での空しい対応- 等に関してジャーナリストである筆者のテーマへの掘り下げが甘く、インタビュー相手が替わる度に思索が右往左往し結論じみた見解が導きだされないままになっている。 たとえ、筆者の独断であれある程度の見解が最後のあれば読後感も、もう少し充実できただろうに。 とはいえ知的好奇心を満たす興味深いテーマに果敢に取り組んだ点で購入して損はない本である。
良い出来でした
おすすめ度 ★★★★★
全般的に言うと初心者向けだと思います
。ファンであれば購入価値は高いかと存じます。
ご参考になれば幸いです。大変お勧めですよ!!