説明セリフはバツおすすめ度
★★★☆☆
金を出してまで見たいとは思わなかったが、暇つぶしにテレビで見るには面白かった。
ただどうしても医療ドラマはあの名作「ER緊急救命室」と比べてしまう。
あちらはいまや14シーズンまで放送されている長寿ドラマだが、そのわけは
なんといっても登場人物の人物描写の奥深さだろう。
ドラマ界に革命を起こしたERには主人公はいない。
ERに勤務する医師、看護師、そして患者や家族までが主人公のようにきめ細かく描写されている。
糖尿病の息子を持った看護師、躁鬱病の母を持った女性医師、内戦で家族を失った小児科医、
ほかにも色々な病気に苦しむ患者や家族、社会問題などを非常にきめ細かく描いている。
それに比べるとこのドラマはマンガだ。
まあ14年間も続くドラマと一緒にしてはならないのかもしれんが、やはり色々浅く感じる。
それでもほかの医療ドラマと比べると(例えばナー○のお時間とか)、はるかに面白い。
それと邦ドラの悪いところだが話数が少なすぎる。
1シーズン12,3話、3ヶ月はないだろう。それじゃあ奥深い人物描写もくそもない。
最後に説明っぽい口調のセリフはやめてほしい。
あれはマンガやアニメにだけ許される方法だ。あれを実写でやると全体が安っぽくなる。
それと撮影はフィルムで。VTRで撮るとコントのように見える(特に時代劇)
1万7千出す価値があるかわからないが、レンタルしてみる分なら十分楽しめるでしょう。
だまされたと思って見てくださいおすすめ度
★★★★★
ある時、あまりにも暇でツタヤに行き、特に見たいものがなかったとき、たまたま見たのが、この「医龍」です。
現在、「医龍2」が放送中ですが、はっきり言って、こんなに面白いドラマはない!!特に好きでもなんでもない坂口憲二でさえかっこよく見えてしまう。一度見始めたらとまらないメリハリの効いたストーリー展開、リアルな手術シーン、あまりにもはまりすぎている個性派脇役達の名演技、ドラマに見事にマッチした音楽。すべてにおいて、完璧なドラマと言っていい。
典型的な勧善懲悪のドラマであるが、それが惜しみなく、かつ嫌味なく描かれている。ここまで勧善懲悪が徹底していると、爽快感さえ覚える。
最初2巻を借りたのだが、あまりにも次が気になるので、次の日にすぐ、残りの4巻を借り、一気に最後まで見た。拍手喝采!雨あられ!!
人気コミックのドラマ化だが、僕は個人的に、ドラマの方がより面白く感じた。
この冬一番視聴率がいいドラマは、「ガリレオ」だが、はっきり言って、「医龍2」は「ガリレオ」の数百倍面白い。このドラマを見てない人は、多分、人生の半分損している。
さあ、今すぐにツタヤにゴー!!(じゃなくて、アマゾンで注文)。
あなたは、今日、間違いなく眠れません。
よかったんだが・・・おすすめ度
★★★★☆
ストーリーの中身、話の展開力はすばらしかった。だが、キャストの演技力に少し疑問を感じた。小池徹平と水川あさみである。共通して言えるのは演技にしまりがなく、表情にも工夫が感じ取れなかった。もっと、視聴者を引き込む演技ができれば完成度はもっとよくなったと思う。主演の坂口憲二をはじめ、岸部一徳、夏木マリ、北村一輝、阿部サダヲは役どころもあっていたし、いい味を出していた、そしてしっかりとストーリーに溶け込んでいた。さらに、佐々木蔵之介、稲森いずみらもさすがといった、素晴らしい演技だった。演出も良かったし、音楽の方は特に素晴らしい選択だったと思う。しかし、沖秀之役を演じた袴田吉彦と山口香役を演じた奥菜恵をもっと引っぱって欲しかった。話のなかで、あの二人を絡めてストーリーをふくらまして、展開して欲しかった。少なくとも、話に厚みが出て、もっと緊張感のある濃い医療ドラマになっていたと思う。だが、楽しく見させてもらったし、医療ドラマの中でも良い方のドラマだと思う。
買うしかない!
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。非常に洗練された魅力的なものになっていると思います。
買って良かったと思います。
概要
天才的な手術の腕を持つ心臓外科医が腐敗しきった大学病院の権力に屈することなく、超難関の心臓手術に挑む様を描いた同名コミックのドラマ化。かつて海外の貧困地域などで医療活動を行うNGOに所属し、世界最高レベルの医療チームを率いていた朝田龍太郎(坂口憲二)は、帰国後は海辺の片田舎で堕落した生活を送っていた。そんな朝田の前に現れた明真大学付属病院の胸部心臓外科助教授・加藤(稲森いずみ)は、自らの出世のために編成するバチスタ手術のチームに朝田をスカウト。心臓外科医にとって最高峰と呼べるバチスタ手術に興味を示した朝田は、再びメスを握ることを決意する。
最大の見どころは、さまざまな映像技巧を駆使したリアルな手術シーンだ。血なまぐさいはずの場面もスポーツの実況中継のようなスピード感で見せきって、破天荒を極める手術の成り行きはむしろ気分爽快ですらある。禁じ手に等しい説明台詞の洪水も、図解を交えて医学的ポイントをここまで懇切丁寧に解説してくれれば、もはやドラマの味わいとも思えてくる。とりわけ30分強ノンストップで描かれた第6回のバチスタ手術のシーンは圧巻。
看護師のミキ(水川あさみ)、研修医の伊集院(小池徹平)、内科医の藤吉(佐々木蔵之介)、麻酔医の荒瀬(阿部サダヲ)らが次々とチームドラゴンのメンバーとして加わっていく劇画タッチがひたすらヒロイックなのとは対照的に、医局に君臨する野口教授(岸部一徳)を筆頭にして悪人面の医者たちが勢ぞろいする図式は、勧善懲悪が鮮明で非常にわかりやすいもの。人間を分厚く描いている物語ではないが、一難さってまた一難の展開には見飽きさせることのない趣向が凝らされている。(麻生結一)