ハリーの不思議な世界はこのスコアから始まるおすすめ度
★★★★★
CDジャケットのイラスト画はDrew氏の作品なのはご存知ですね。
全曲が大絶賛のスコアですが、特に気になるスコアを紹介します。
・2曲目:「ハリーの不思議な世界」【2曲目⇒テーマ曲の指定席】
「ハリーのテーマ曲」であり、素晴らしいの一言。全スコアのベース
・11曲目:「クィディッチ・マッチ」【バトルスコアに暗示が】
同じ空中戦のスコアである「SWエピソード1」アナキン少年のポッドレース・シーンを思い起こすようなバトルスコアで、ハラハラ・ドキドキする様子が表現されています。クィディッチのシーンをほぼ丸ごとスコアがカバーしており、非常に聞き応えがあります。
そして、非常に興味深いのは、さりげなく「ヴォルデモ-トのテーマ」が挿入されている事。この時点で既に”暗示”されており、【直接対決】シーンにてその『理由』が明らかになります。「SWエピソード1&2」にてさりげなく「皇帝のテーマ」が使われているのと同様です。
”伏線”でもありました。
・16曲目:「チェス・ゲーム」【特に後半のスコア】
繰り返し音で、迫り来る相手駒の恐怖感が表現された迫力のスコア。
・17曲目:「ヴォルデモートの素顔」⇒【ヴォルデモートのテーマ】
主には”2つのモチーフ”から構成されたスコアで、非常にダークな色合いが強く、恐怖感、絶望感を感じてしまいます。
スコア自体は、先に述べた「クィディッチ」のシーンにてさりげなく”初登場”しています。今後も【要注意】のスコアです。
・18曲目:「ホグワーツを離れる」【定番スコアへ】
ハリーが帰る際、ハグリットから両親の”動画”写真をプレゼントされるシーンはジーンときます。このスコアは、エンディング前を飾る”定番”として引き継がれていきます。
サウンドトラックおすすめ度
★★★★★
映画は見ていませんが。音楽だけでも十分アピールしています。あまりのド迫力にびびる。サラウンドにして聴くと自分が音のじゅうたんに乗って空を飛んでいるかのように感じられました。
包み込む幻想性にたじたじ。10点中8点 音の細かい粒子が空に浮かんでいるようです
魔法の世界へ…おすすめ度
★★★★★
ジョン・ウィリアムスにしかできない、音楽の魔法にかけられました。
そこで皆さんにお勧め☆
“PROLOUGE”を、物音ひとつしない、静かな暗闇の中で聴いてみてください。
「プロローグ」だけに、これからどんな魔法が私たちを待っているんだろう?と心が躍り、感動の涙さえ出てきます。
きっと、あやしくも綺麗な音色に、皆さんもハリーの魔法の世界へ引き込まれると思いますよ☆
とにかく欲しかったおすすめ度
★★★★★
映画・・・悪くなかったです。本の世界を映像化すると、こうなるのかって感じで。確かに、途中いろいろありませんでしたけど・・・
でも!!この音楽が聴けただけでも儲けものでした!!家に帰って早速注文しちゃいました。
想像の世界が広がります。
物悲しい中にあやしい感じの漂うプロローグ。
クィディッチのマーチも好きですが、やはり、なんといってもヘドウィグのテーマですね。ここまで、盛り上がるか!という感じの終わり方が好きです。(本当はまだ続くけど)
響きがとてもよいです。お薦めです!
絶対買うべき!!おすすめ度
★★★★★
全19曲はいっています!!
私は、毎日このCDを聞き映画で見たあのシーンこのシーンが浮かびあがってきます!!
この曲を聴くとあなたもハリーの世界に入れるかも★☆
私が好きな曲は、2番目の「ハリーの不思議な世界」とかがいいです!!あとは、11曲目の「クィディッチ・マッチ」はあの迫力のあったシーンが頭の中で想像できます!!
このCDは絶対買うべきです!!
納得の出来
おすすめ度
★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。とにかくこれは絶対買いだ!
すばらしいものだと感じましたので☆5評価としました。
概要
J.K.ローリングの驚異的ベストセラー『ハリー・ポッターと賢者の石』に、ジョン・ウイリアムスが見事に音楽をつけた。あのマジカルで、スリルと興奮に満ちた不思議な世界を今すぐにでも体験できるサウンドトラックだ。 ウィリアムスは通常、映画音楽を作るときは原作には頼らないようにしている。しかし今回は、J.K.ローリングのハリー・ポッター第1作から大いに創作意欲を刺激され、全体の核となるぴったりのモチーフ(<19>にはっきりと表れている)を作り出したといわれている。それは、はじめはチェレスタ(鐘のような音を出すピアノに似た楽器)による可憐なワルツのように聞こえるが、やがてそこに無数の心象風景や背景ムードを表現した音の装飾が美しくほどこされていく。特に、監督クリス・コロンブスの作り出す暗いトーンにぴったりの不吉な感じの音が効果的によく使われている。明らかに、サン・サーンスとチャイコフスキー(他にも何人かいるのだが)風のメロディーを幻想的にアレンジしたような印象があるのは否めないが、映画のすばらしいハイライトシーンで息つく暇もないほどの緊張感を盛り上げる<10>はウィリアムスの代表的な一曲となるであろう。
あちらこちらでウィリアムス自身の作品からの盗用(当然それは『フック』や『スターウォーズ』のテーマからの変形ということになるわけだが)の跡が見うけられるが、それでもなお『ハリー・ポッター』のミステリアスでマジカルな世界を文句なくあざやかに描き出している。(Jeff Shannon, Amazon.com)