嵐のあと (花音コミックス)
私的には榊さん、リアルで好きです。潔癖(きれい好き)なところ、香水の趣味、外したメガネはベッドサイドテーブルのトレーにきちんと置くところ、何よりもゲイとしてきちんとライフスタイルが確立している感じがリアルに感じました。ビジュアルも現実味のあるハンサムといったところで。
やっぱり同性愛は苦悩してナンボと思うので、前作「シグナル」は登場人物の掴みどころがなくてあまり感情移入できなかったのですが、こちらは榊さんがきちんと苦悩してくれているのでよかったです。欲を言えば相手の岡田はもっと苦しんで欲しかったかも。ボロアパートの汚い部屋はリアルなんですが・・・。
仕事の雰囲気、事務所の感じもリアルで違和感がなく、そこもポイント高いです。女性キャラも素敵です。
優しい時間 DVD-BOX
あっという間の9時間でした。 この時間は、本当にたくさんのことを教えてくれました。 テレビドラマから何かを学ぶことなんて、もう何年もなかったのに…。
平凡に生きることが、いかに大変なことか。他人に優しくすることが、いかに難しいことか。人を愛し続けることが、いかに切ないことか。
倉本聰さんの脚本は、時に技巧が目立ちすぎ、あざとく感じることがありますが、この作品からは無理やり感動させようとする押し付けがましさを感じません。
10数年の人生経験にも匹敵する濃密な(でも静かな)、『優しい時間』を堪能して下さい。
キネマ旬報全記録 松田優作 (CD付) (キネ旬ムック)
もう20年も経つのかと、この本を手に取り、妙に感慨深い思いになった。
松田優作、その役者人生に於いて、あれやこれや伝説の多い役者である。
でも、本当の松田優作って世間的にあまり知られてないんじゃないだろうか。
生前に残された数々のインタビュー、付録の肉声インタビュー、それぞれから生の松田優作が見えて来る。
その意味で、この本は非常に貴重な記録である。
松田優作ファンでなくとも、映画の楽しさを再認識させてくれる。
生の松田優作・・・地味に面白い!
シグナル (花音コミックス)
待ってました!!日高先生は本当に良いですねぇ〜表情がすごく変わるのが大好きです。いっつも、カッコイイ男なんてつまらないです。カッコイイところはかっこよく、嫌味な顔は嫌味に、ブサイクな顔だってたまにするのが自然で好きです。
日高先生の描く男は、わかりやすいのがステキなところです。