HEAT ISLAND featuring FIRE BALL
「日本はヒップホップを擁している」
その日本のヒップホップの兄貴的存在ライムスターの
二年ぶり?くらいのアルバム。
「ウィークエンド・シャッフル」はライムスターの偉大さを表していると思う、豪華メンバーを集めたこの一曲、二時間映画を見て感じる鳥肌を七分で感じさせてくれる。
「あわよくばパワー」以来、親の前じゃ聞けない曲「bed zone」が収録されているが…個人的には「あわよくばパワー」のパンチがまだ忘れられない。
ライムスターらしからぬステキ系の「best kept secret」
ライムスターらしからぬ生サウンド「音楽は素晴らしい」
歌詞の半分が「ゴメンネ」で作られてる「big mouth2」はライムスターらしい
クオリティは下げず、新境地をなお開拓し続ける「働くおじさん」の底力、見せていただきました。
このアルバムの何が良いって「いい物はいい物はいい物はいい」
とにかく良い。
ヒップホップ聞いたことないっていう人にも入門としてもお勧め
怪 ~ayakashi~ 四谷怪談 (初回限定生産) [DVD]
小中千昭の大南北に対する愛とリスペクトあふれる作品です。小池壮彦の(あるいは永久保貴一の)労作を咀嚼することで、四谷怪談の現代的意味を再構築したといえるでしょう。
怖さを求める人には物足りないかもしれませんが(アニメで恐怖シーンを演出するには少々無理があるようです)、古典作品の面白さを再認識させてくれた点を評価したいと思います。
難点ありとすれば、価格ですかね。
モノノ怪 2 (ヤングガンガンコミックス)
アニメファンにはたまらないコミカライズ化猫第二段。
またもカラー口絵が美しいです。ありがたや。
アニメだとちょっと分かりにくかったたまきさんの置かれた境遇が漫画だとよくわかり、「あぁ、やっぱりそういうこともあってのこの状況なのか…」と読めば読むほど感情移入出来て、薄れゆく意識の中での彼女の最後の言葉にはアニメを見たときと同じく涙が浮かびました。すごく良いです。
ラストがアニメと同じだったのですが、台詞がなかった分、ややさみしさが残るところがあって……作品そのもののせつなさや悲しさとも違うから、多分これはあと漫画としての締めに二三ページほしかったな、なんて物足りなさなのかもしれません。
花嫁衣装で出ていくたまきさんとなんだか嬉しそうに駆け回る子猫を見送った薬売りさんが、驚きながらも最後に微笑むシーンは、やはり一番好きです。 その後の「真」は彼のみぞ知る、なんですね。
さよならだけれど、安らかなさよなら。
それにしても猫がかわいい!
この猫がご主人の無念のあまりにあのような怪になってしまったかと思うと本当に悲しいものです。アニメでもかわいかったので、コミックでもかわいくてよかった。
前巻に続き本編とは関係ない(笑)おまけマンガもナイスな内容です。デフォルメ薬売りさんかわいい。
内容は二巻も素晴らしいですが、原作よりもやや終わり方にさみしさが残りすぎてしまうと感じたので(台詞が少なかったから?)☆四つ。
でも本当に大好きな作品!
モノノ怪+怪~ayakashi~化猫 DVD-BOX (初回限定生産)
私自身、アニメは動画サイトで見られればいいと思う人間でした。
しかし、今回は作品自体の「質の高さ」と「装丁の美しさ」、定価で各話集めたときの(Amazonさんでは)二分の一という「安価な値段」に惹かれ購入しました。
商品が到着して一番に最初に見入ったのは、外箱です。てんびんの箔押しが本当に美しいです。(こちらの画像ではなぜかわかりにくいですが。)
そしてブックレットは納得のいく分厚さで、内容こそ多くはない(あるいはこれまでの特典と重なっている)ものの、設定画や美麗な絵を紙媒体で見られることに喜びを感じました。
本体はというと、屏風絵はもちろんのことズラリと並んだこれまでのDVDパッケージに圧倒されました。一作品ごとのクオリティが高いからこそと思います。これは全巻初回版を買っておけば良かったと悔やまれるくらいです。
アニメ自体についてはここでわざわざ触れる必要もないような(笑 評価が高いことは周知の通りです。
唯一残念な点は、外箱が厚紙に黒紙を貼りつけただけの案外簡易なものだったことでしょうか。
何はともあれ「怪〜Ayakashi〜化猫」が入った全15話は見ごたえがあります。それでこのお値段なら買って損はないです。