涼宮ハルヒの消失 限定版 [Blu-ray]
前提として原作の小説は一切読んでない、アニメだけみてきた人の感想です。
ハルヒのアニメファンであれば絶対に買いです。
ストーリー的には長門ファン必見。
そしてキョンにとってハルヒがいかに大きな存在となっていたか、
ハルヒにとってキョンの存在がいかに大切であるのか。
とても大切に、そして丁寧に描かれた作品となっています。
妥協せずに160分オーバーで作成した製作サイドには惜しみない拍手を送りたい。
本編だけであれば☆5つですが、音声がリニアPCM5.1なのが☆-1。
対応していないと、ステレオになってしまうんですよね。
ただ、ps3で光出力しているならdts5.1に変換可能なようです。
方法としては音声出力フォーマットを「ビットストリーム(ミックス)」にします。
音質は多少落ちているんでしょうが、ステレオとは別次元です。
PS3で観ている人でdtsに対応出来る方はお試しあれ!
Cue Egg Label 復刻版ドラマCD ファインダーの標的
原作を知らずに聴いたのですが、場面転換が唐突だと感じる以外はすんなりと聴くことが出来ました。2枚目(高楼の華)は大人っぽい展開で、とてもいい出来だと感じました。
はじめて受け役をしたと言う笹沼さんの、元気のいい跳ねっ返りっぷりと、甘やかな声の感じとのギャップとが初々しくて大好きです。
涼宮ハルヒの消失 限定版 [DVD]
「涼宮ハルヒの憂鬱」劇場版。
どこか非日常でありながらも楽しくにぎやかな毎日を過ごすハルヒやキョン達SOS団。クリスマスを間近に控えたある日、目覚めたキョンはいつものように登校した教室であり得ない人物と出会う。そこにはいるはずのない人間がいて、いるべき人間がいなかった。
他人になった朝比奈さん。一般人と化したアナザー長門。突如消失した「彼女」と喪失した昨日までの日々。取り乱し、周りから不審がられ、それでも手掛かりを求めてもがいていくキョンの姿に、失って初めてわかる大切なもの、いなくなって初めて気づく会いたい人、それが身に染みます。その末にやっと「彼女」にたどりついた瞬間、思わず笑みがこぼれたのはキョンだけではないはず。
東奔西走しながら自分の気持ちに気づいていくキョンの姿に加えて、アナザー長門が送る普通な生活、普通な可愛さも見所の一つ。キョンが葛藤の末に行き着く答え、普通の生活と長門の手を振り切る瞬間、意外な犯人など、淡々としながらも立ち止まることなく走り続けた二時間40分。当たり前にそこにある日常の大切さを思い出させてくれるお話でした。
前提条件としてテレビ版、特に前フリである「笹の葉ラプソディ」を見ておくことが必要かと思いますが、それだけの準備をするに値する名作であると思います。
Sound Drama CD WILD ADAPTER 05
お馴染み、同名のコミックのドラマCDです。
コミックを読んだ時も、峰倉先生の言葉の魔術に引き込まれましたが、このように音声として聴くと、その思いがさらに大きくなります。
もちろんそれは、森川さんや石川さんの素晴らしい演技があってこそ、ですが。
−触れないよ−
は、物理的なものばかりではなかったんだ、と、このCDを聴いて気付かされたくらいですし、やはりラストの
−いる・って言えよ−
は石川さんの迫力に万歳です。
今回収録されている歌は「泡沫」です。
出だしから胸を締め付けられるような歌声が響きます。
前後のおまけドラマや本編、歌、すべて合わせて星5つ!
買って損はないと思います!