アラブが見た十字軍 (ちくま学芸文庫)
今の世界史は中世以降のヨーロッパの視点から作られた物です この本を読むとそれがよく分かります アラブから見るとヨーロッパはビザンツ帝国はローム人(ローマ人)でそれ以外は全てフランクです フランスはもちろんのことベネチア(当時はひとつの国)もイギリスも神聖ローマもです 一方アラブは地方豪族の寄り集まりでとても帝国ではありません 有名なサラーフッディーン(サラディン)はクルド人ですしその後に続くペルシャやオスマントルコを見てもヨーロッパから見たひとつのイスラム帝国とは相当違うと思います また11世紀前後の医学における(もちろん文化も含めて)ヨーロッパの後進性は私の高校の教科書には無いものでした どこまでが正確かは別にして読むに値すると思います
未来への遺産
当時としては珍しい古代遺跡を扱った番組に、我が家全員がテレビの前に釘付けになって見ました。長じてからは、あの時見た世界の遺跡を旅行して回り、若き日の感動を確認しました。このたびインターネットでCDが出ていることを知り、早速購入しました。
テーマ曲が流れ始めた途端、30年以上前の家で、家族がこたつに入ってテレビをみている光景がありありとよみがえり、目頭が熱くなりました。古さを感じない神秘的な、魂に訴えかける魅力を持つ曲です。
タイム・カプセル~ベスト・オブ
50年代から一気に80年代にタイムスリップしたような、モダーンなセンスあふれるベスト盤です。とにかく聴いていて楽しい。一緒にうたいたくなります。安っぽいですが、ここまでやれるのは彼らだけ。たまに発作的に聞きたくなるような作品です。
ベスト・オブ・ブランディー
90年代のアメリカ音楽史において欠かせないカテゴリーである「ティーンシンガー」の草分け的存在としてデビューした、ブランディの初のベストアルバム。ベストアルバムに必要な楽曲はすべて網羅されており、しかもシングルでしか聞くことができなかったリミックスやエディット扱いになっている曲も多数あったりで嬉しい。そういう点では購入価値はあると思う。しかし、輸入盤には「BEST FRIEND」「ANGEL IN DISGUISE」「I WANNA BE DOWN」の正規バージョン(入っているのはリミックス)が入っていなかった…。(当初は収録されるはずだったよね?)日本盤にはあるのでしょうか?今後購入をきめている人はこの辺の収録曲の違いは予め調べておいた方がいいかも。約10年前の曲だが、いまだかっこいい「BABY」や「I WANNA BE DOWN」、スイートな「BROKENHEARTED」、成長した姿が見れる「ALMOST DOESN'T COUNT」「TALK ABOUT LOVE」などのほか、サントラ曲や客演曲まで入ってます!!!