海猿 UMIZARU EVOLUTION DVD-BOX
めっちゃ良いです!! これは海猿ファンにはたまらない作品です!! 特典のDVDなど購入した人だけの特典があります ちなみに,特典DVDには キャストインタビューや撮影方法・本物の巡視船の紹介・海上保安庁の施設紹介などが収録されています こちらも130分ほど収録されているので,みる価値はあります 購入しようか迷ってる人は是非買ってみてください
LIMIT OF LOVE 海猿 スタンダード・エディション [DVD]
いろいろと批評されていますが、素直な出来で結構良かったと思います。批評は自由ですが、映画のあら探しばかりしている方が非常に多いのが残念でなりません。エンターテイメントなんだから、現実離れしているのはあたりまえ。批判する人は映画じゃなく、ドキュメンタリーを観ればいいんじゃないかと思います。ストレートな映画。爽やかです。
特攻の島 3 (芳文社コミックス)
この巻の中盤までは、米駆逐艦からの徹底的な爆雷攻撃を受け、
なぶり殺し寸前にまで陥る、回天搭載潜水艦「伊53潜」の悲壮な姿が描かれる。
一方的な攻撃を受けている潜水艦内の絶望的な状況を、ここまでリアルに、シビアに、
そして長い尺を使って描いた漫画作品は珍しいのではないだろうか。
第二次世界大戦で撃沈された世界中の潜水艦は、こうやって海中で孤独な戦いを強いられ、
無念の中で沈んでいったかと思うと心に迫るものがある。
近年は邦画でもいくつか潜水艦や回天をテーマにしたものが作られているが、
「特攻の島」の描写には遠く及ばないといわざるを得ない。
そして後半、母艦を守ろうと回天で出撃する搭乗員の鬼気迫る決意にも心を打たれる。
極限状況で兵士たちは何を思うか、何が自らの命を懸けるべきものと思って戦うのか。
それは人それぞれ違うのだろうが、この搭乗員のような決意で死んでいった兵士たちが、
日本だけでなく世界中にいたのは事実であろう。
もちろんこの「回天」は万一にも生還を期さない兵器であり、その決意の重さは想像を絶するが…。
登場人物たちの考え方については異論も多くあると思われるが、
特攻や回天のみならず、潜水艦戦について知りたい方にも必読の巻である。
死刑でいいです --- 孤立が生んだ二つの殺人
最近の死刑論議は感情的な被害者側の立場から論じられることが多い。もちろんそれが悪いわけではないし、
長年、被害者の人権が無視され続けてきたことの反動とみれば当然の動きでもある。
こういった時代潮流の中で本書は被疑者の生い立ちを追い、環境を追い、精神疾患を追いながら、
再犯防止に向けた問題提議の姿勢を貫く。
犯罪の凶悪性が高ければ高いほど、それを見聞した人の思考は止まり、簡単に極刑を求めがちになる。
だが、そこで冷静に被疑者の存在に立ち返り、社会全体で事件を考えていこうとするジャーナリズムの存在を
なにか久しぶりに見たような気がする。2人の筆者にジャーナリストの原点を見た。
それにしても死刑は難しい。医学の進歩により、10年前までは病名するついていなかった病も
その存在や治療法が分かるにつれ、それらが解明されなかった時代に犯罪者なれば十分な説明がないまま
死刑にされてしまう恐れがある。
レビュー者は死刑賛成の立場であり本書読後もその立場に変わりはないが、死刑制度そのものに後味の悪さのような
ものを感じるようになった。