フォーレ:ピアノ名曲集
最後まで買い物リストから外そうか迷ってましたが、何枚かクラッシックのCDを買った結果、このCDはいい買い物だったととても満足しています。やっぱりフォーレは独特の詩的な世界があっていいです。それをこのピアニストがなんとも上手に表していて、千円で本当にいいんですか?って感じです。
ドビュッシー:3つのソナタ、小組曲、6つの古代碑銘他(再プレス)
ドビュッシーの室内楽の名盤中の名盤。
今は亡きランパルのフルートの音色は素晴らしい。
ドビュッシーというと、「海」「夜想曲」など大編成の楽曲もいいですが、
このアルバムはぜひ印象派ドビュッシーを感じる一枚です。
フォーレ:ピアノ作品全集(1)
フォーレは超メジャーというわけではなく、ピアノ曲集の録音はそう多く出回っていません。
いったいどれがいいのか、と手探りで色々買ってみましたが、これがベストでした。
特徴は非常に落ち着いた演奏で、奇をてらっていないこと。
この演奏が、フォーレの夜想曲には非常にピッタリします。落ち着いた演奏とはいえ、薄っぺらいわけではありません。時折落ち着きの中に非常に深い表現を感じさせてくれます。
シャブリエ:ピアノ作品全集
4手の「楽しい行進曲」、たしかに濃いです。
最初に聞いたとき、思わす聞きほれてしまいました。
元気がほしいときに聞きたい曲ですね。
わたしは管弦楽版を後で知ったのですが、そちらは、ピアノでははっきりしない左手の旋律を
ホルンがバリバリに鳴らしてて気持ちイイです。
シャブリエは独特の和音がなんともいえません。
粋で茶目っ気のある響きとでもいいましょうか。
「村の踊り」「スケルツォ・ヴァルス」もおすすめ。
(あくまでも私の好みですが)
これだけ網羅されていてこのお値段でいいの?と思ってしまいます。
レコード会社さん、太っ腹です。
ただひとつだけ・・・
楽しい行進曲のピアノ独奏版も収録しておいていただきたかったな・・・。
フォーレ:室内楽全集第2集【SHM-CD仕様】
数ある作曲家の中で、3Bだけが秀才といわないでください。モダン音楽のジャンルで、幾何学模様的に音を織る作曲家はフォーレである。この音楽が分かるには1度や2度聞いただけでわかるわけないが、あれ、なにか違うぞってきっと思いますよ。西村朗さんは、人生最後っていうときには、ワイングラスを片手にワイン飲みながらフォーレの音楽を聞くって、べた惚れでしたね。確かに何が素晴らしいんだかうまく表現できないが、3Bのようなフレージングがないことはわかる。盛り上がりとかないし、でも人生の様な、大きくうねりながら進行していきますね。