略奪大国~あなたの貯金が盗まれている!~
これほどまでに政府の財政破綻について仕組みをわかりやすく書いてある
書籍はあっただろうか。
第4章の「破綻まで4年 地獄のシナリオ」を読みながらいやな汗を書いてしまった。
破綻を警鐘する書籍はたくさん出ているが、
それに対する対応策を打ち出している書籍は今まで読んだことがない。
国民を守るべき政府の裏の姿を暴きだしたこの書籍で国民が目を覚ましたときに
日本の次の時代が来るはずだ。
バブルボブルDS
本作は2つモードがありますが、新しい「NEW AGE Ver.」の方は画面が上下に繋がっており、また横にもスクロールするワイドな画面構成で、雰囲気はかなり元のゲームと違いますが、単独のアクションゲームとしては、まずまず無難な出来と思います。
「CLASSIC Ver.」の方は、過去に発売されたGBA用「バブルボブル OLD&NEW(AGB-A2BJ-JPN)」のOLDバージョンを元に、改良してDS用として搭載した?(DSの画面解像度に合わせて若干画面が広がった以外は、画面構成・Lボタンで画面が拡大縮小する(拡大時はマイキャラの移動に合わせて画面がスクロールします)など、インターフェースもほとんど同じです)作りになっています(CLASSIC Ver.時は上画面はバブルボブルのロゴが常時表示され、ゲーム画面は下画面に表示されます)。
BGMについては、GBA版と比べてアーケード版により近くはなっていますが、音色など、アーケードと完全に同一ではないため、その点にこだわる方は気になるかもしれません。効果音はほぼアーケードと同じです。
なお、ゲーム中のBGMを聴くサウンドテストや、キーアサインの変更といった気の利いた機能がない点は残念です。
2011年 本当の危機が始まる!
よくあるタイプの煽っただけのタイトル(と装丁もか?)に見えますが、中身はなかなかの本格派でマーケットの動向をきっちり見ている人だと思いましたし、勉強になりました。
デフレに苦しむ日本人にはまだインフレ来襲といわれても実感がないのでピンと来ない点はあろうと思うが、たしかに金相場の値上がりや著者の言う債券バブルなどの事態が、ひっそりと確実に進行中である。
あくまで今後のアジア新興国とBRICs次第でしょうが、来年の夏にでもなればここで語られていることの大半の傾向性は判断がつくのだろう。
その点では、著者も自らの頭脳と責任とをかけてこうした大風呂敷的「大予測」をしているのだから、金融商品をやっている人は一読しておいて損はないと思いました。あたらなかったら著者も批判されるわけですからね。とはいえ、最後に語っている「資産防衛法」のなかの投資先は、かなり堅実なセレクトであり、かりに「衝撃」が来なくても参考になり、某Pファンドなど、新しい固有名詞を知ることもできたのもよかったです。
著者が投資家などに人気があるのがわかった気がします。サービス精神と分析力はかなりあるなあという印象でした。
タイトルや惹句が大げさなので星一つマイナスですが、このタイトルじゃなかったら、買わなかったか?とは思うので仕方ないか。