PIECE OF MY SOUL
りワンズの転換作ですね。グランジの影響受けたせいか歌詞も曲もかなり暗い。今も昔も明るい曲やポジティブな歌詞が売れるのに邦楽で良くこんな歌が歌えたなあ、と感心します。もちろん今聴いてもかっこいい作品ですよ。
セイレン
美しく壊れてしまいそうな繊細さと何でもブッ潰してしまいそうな破壊力という全くベクトルが違う物が奇跡的に同居している奇跡的曲群
よくグランジと言われてるが彼等の音楽はグランジなんて狭いジャンルでは語れ無い、グランジっぽいのはせいぜい1STシングルのTOYSだけ
個人的には初期猫騙(MIYA38生前時)の方が好きだが聴いて凄いと思うのは断然al.ni.co
洋楽至上主義の僕が日本人で唯一洋楽に勝っているバンド(ユニット)だと思います
神経診断学を学ぶ人のために
著者は私の恩師の一人である。昨年暮には本書を買った旨、5月には読んでいる最中である旨報告した。いずれの際にも「フィードバックを歓迎する」と言われたことが、社交辞令でないことは明らかであった。だから適当に読み飛ばす訳にはいかず、私は気付いた点・疑問点を書き込みながら読み進めた。
先生はとても誠実な方であって、自己を厳しく律しておられ、学者の中の学者である。当然、様々な栄誉を受けておられるが、ご本人は「謙虚」であることをとても重んじておられるので、今も一学徒としての姿勢を崩しておられない。本書は、そんな先生が長年の研鑽の成果を注ぎ込んだ神経診断学の教科書である。誠実を尽くした内容であり、正に先生ならではである。しかも、かなり高度なことが書いてあるのに、実にreadableである。
最近は大半の医学書が多数の著者の共著になった。理屈の上ではその方が、作成に時間もかからず、しかも各執筆者が得意分野を書くので質が保証されるはずである。しかし実際には、そうはならない。皆忙しいから、締め切りの無視は当然のように行われるし、原著論文以外は本人の評価につながりにくいため、片手間の仕事が横行する。そのため、項目によって完成度がまちまちになりやすい。その点、単著の場合、その著者が信頼のおける人である限り、一定の質が保証される。本書はその点で何ら心配が要らないばかりでなく、著者ご自身の考えが本文中に埋め込まれているために、非常にexcitingな読み物になっている。まるで回診に随いているような臨場感。あまりなさそうな不得意分野を含めて全編を単独で書いたために生じる小さな瑕瑾は止むを得ない(先生、いずれ必ずフィードバックします)。そんなことよりも、読んで得られるものは遥かに多い。初心者向きとされる本書であるが、むしろ読むべきは、ある程度経験を積んで、わかったつもりになっている世代ではないかと思う。
BEST~HISTRICAL BEST ALBUM
メンバー変更に伴う中で発売されたベスト盤。
サウンドがハードになっていき、再びメロディアス路線に
戻る過程を収録している。
ボーカリストの変更により最後の3曲が違う人間が歌っているが
その違いも面白いところ。
別冊 図書館戦争〈2〉
表紙の柴崎を見たときから、「ガンバレ手塚」と思っていた。
この二人、手塚ががんばらないことには、どーにもならない、という予測をしたのだ。
手に取った本を開いてみると、第一章は、良化隊員サイドに触れた緒方副隊長の物語。
次に、堂上&小牧がルーキーだった頃の思い出話。
そして、柴崎と手塚の顛末であり、私の上記の叫びに戻る。あんたら、そこからちっとも進んでいなかったのか!?
柴崎の恋愛のクセは、我が身を見るようで、ときどき痛い。図書館戦争の中で、私にとって一番シンパシーを感じていたキャラクターだった。
幸せなカップルを見るのが好きだ。奥さんや子どもたちを大事にしている男性を眺めるのが好きだ。いいなぁと眺めながら、ほのぼのとした穏やかな気分をわけてもらう。
だから、その柴崎が、自分を大事にしてくれる人で自分が大事にしたい人を見つけたことが嬉しかった。読んでいて、涙が出てくるぐらい、嬉しかった。
郁の成長も大きい。結婚してからも、郁と堂上のよい夫婦っぷりが微笑ましくも安定していて素晴らしく素敵だ。
これが終わりなんて信じられないぐらい、だけど、終わりにある意味ふさわしい。
主役のカップル達がいつまでも幸せに暮らしました、と信じられるような、そんな別冊だったから。
でも、まだ終わりにしたくないから、また何度も何度も本を開くのだ。