横山三国志が最初の三国志おすすめ度
★★★☆☆
違う作者の三国志を読むと、物語が全然違う。
横山さんの三国志が正しいと信じていた自分が懐かしく思います。
なんといっても、董卓がやせていることで有名ですが、絵が優しい。
歳をとらないし、顔の線が少ない。
ゆえに老若男女誰でも読むことが出来ます。
親が、"そんな漫画を読んで"と発狂することがあるかもしれませんが、文庫本で30巻あります。
それだけの巻数を把握できる頭を持つ子供ならばきっと頭脳明晰なはず。
母親を論破できるでしょう。
そんなことはいいとして、星2つ減らしたのは、
本書の解説があまりにも横山三国志に偏っているからです。
偏っているのが当たり前だと思うのですが、横山三国志が正しい三国志として解説しているので、違う三国志を読まない人は信じてしまう可能性が高い。
劉備が正義、曹操が悪でもいいのですが、どうせ三国志を堪能するなら、登場人物すべてが英雄扱いしてほしいと思ってしまいます。
横山三国志のファンなら持つべし。
永遠の謎は闇の中おすすめ度
★★★★★
僕は横山先生の三国志は総合10回以上は読みました^^やはり、魅力はその当時流行ったであろう手塚タッチっぽいほんわかした画質、血肉を争って驚嘆するシーンなどを歴史の重大さとして伝える想像力。それらの魅力に押し倒された一人でもあり、それを総合化して各巻に散らばっているおもしろさを凝縮していて、読み返しの利くまさに横山三国志の全てといえるでしょう^^
これが、歴史書目線(マンガですが)で見たなら、☆5はなかったでしょう。横山光輝の個人栄華の産物だ!という評論しか生まれてこないでしょう^^;しかし、これはその産物が為の集大成なのです^^
すみませんが、文句のつけようがありませんでしたw
文句・・・というか謎というか、本書の中にも投げかけられている問題が一つあります。
それは歴史的にも三国の覇者を決めたであろう【官渡の戦い】をわずか数コマで終わらした事です^^;
これには多くのファンの方が首を傾げたかと思われます。
それについての評論などが編集員によって問いかけられています。
遅れましたが、他には中国の地図、各州・地方の城や名所(省きあり)、三国志から生まれた故事ことわざ(一部紹介)、各巻の名場面集、【これはみどころ】ピックアップされた名高き武将達の解説などが事細かに書かれています^^(他にもありますが伏せておきます)
最後に、僕は三国志が好きです。僕の中では1か2を争うぐらい好きです。このレビューを書きながらふと思いましたが、三国志本来はもちろん好きですが、それを越えて横山三国志を好いていたのかなぁという気がします。
あくまで横山光輝氏の三国志のファンの方向けですがおすすめ度
★★★★★
蜀贔屓度は
三国志正史<三国志演戯<<横山光輝 三国志
くらいです。
その点を理解している方、横山光輝氏の三国志が大好きな方にはかなりの良書です。
やはり一番の見所は「主要人物30人徹底解剖」で、「特選キャラクター事典」も主要人物を全てカバーしきれていないのが残念とはいえ、かなり楽しめます。
付属のDVDは、収録時間は短いものの三国志にまつわる中国の名所を回る横山氏という相当な貴重映像。DVDが付いて2000円はなかなかにお買い得と言えます。
氏の三国志が好きな方はすぐにでも購入する事をお勧めします。
満足おすすめ度
★★★★★
横山光輝氏の三国志ファンならば見逃せない一品です。コレを読むことによって、もう一度三国志の世界を見直せると思います。(^^)
横光氏のファンならば・・おすすめ度
★★★★☆
演戯ベースである以上仕方のないことですが、蜀贔屓。魏・呉についてはいまいち。
一番大きなマイナス点は、魏や呉の重要な武将が最後にある人物辞典に載っていなかったりすること。
三国志についてかなり知識を持っている人だと物足りなさを感じるけど、軽く楽しむ分には十分。
漫画が好きなら買っても良いでしょう。
大変良く出来ています。
おすすめ度 ★★★★★
わたくしめもついに買いましたよ
。従来の伝統を引き継ぎつつ、バランスがうまくとれてます。
感動やドキドキ感を手元に置いて、私同様に何時でも手に取って思い返して頂きたいと願います。