この本はいい本ですね。。。おすすめ度
★★★★☆
この本は、実際にじっくり読んでみて、「円高」をターゲットに
戦略を展開する手法が、理論立てて書かれている印象を受けました。
「サブプライム問題」による急速な円高に併せて登場しているので、
付け焼刃的な理論ではないかと思い読みましたが、完全な勘違いで
した。きちんと裏付けされた論理があり、読み応えが十分あると思います。
「円高」に対する攻め方は、よく分からないところがあると思います。
ただよく理解していないと、「円高」を読めず大損する結果になると思います。
それはほとんど経験のない私だけかと思ったのですが、色々なサイトを見て、
経験を積んだ人も同じ傾向がありました。その意味で、この本はバイブル的な
要素があり、「円高」に対する攻め方がより理解できるのではないかと思います。
ただ本での語り口は、まるで講演会に参加しているかのような印象を受けます。
鳥居万友美さんの本も似た印象を受けましたので、一般的にそういう本がFXに
多いかもしれません。しかし経営学同様、きちんと論理立てて学習することも
FXで重要だと思います。実際の取引の中で、より活用できるからです。
私はその対策の一環として、「実践FXトレーディング」を併用することに
しました。活用の仕方は人それぞれだと思います。
相場に相対するとはどういうことなのか?おすすめ度
★★★★★
「FXはゼロサムゲーム。相場(=相手)に畏怖の念を持つことが大事だ。」
前著に続き、著者の松田さんはそう説かれています。
なぜならば、そのような姿勢が謙虚な気持ちを育んでくれるからです。
しかしながら、その一方でこうも説かれています。
「他人のことは知らないが、自分だけは勝てるはずだ。」
なぜならば、そうでないと相場を張る(=ポジションを取る)ことができないからです。
この相矛盾する思いを統合できて初めて相場で生き残ることができる、こうおっしゃっています。
本当にそうだと思いませんか?
その他、相場を張るときのテクニックや最近の為替市場で起きていること(たとえば、'07 7月まではユーロ/ドルはユーロ高ドル安なのに、ドル/円はドル高円安になっているのはなぜかなど)また今後の為替市場に起こりえる事についても解説を加えられています。
FXでの中・長期投資をお考えの方には最適な本だと思います。
また、著者はブログの運営もされていますので、この本を買おうか躊躇されている方はまずはブログから読まれてみるのもひとつかと思います。
まさに夢のコラボです。
おすすめ度 ★★★★★
届いてからずっと気に入っています
。出来は今更ながら言うまでもなく素晴らしい。
こつこつお金を貯めてでも買う価値のある一品だと思います!